カテゴリー「XSI Plug-ins/Scripts」の53件の記事

2013年12月20日 (金)

力押出。

XSI のパスに沿ったエクストルードが不満でしてね。



そしたらやまぐちさんが、いいツールを俺に教えてくれましてね。

Extrusion Along Curve - Update 3 (Power Extrude) from Fabricio Chamon on Vimeo.

パワーエクストルード。
まさにパワーです。
名前に負けていません。


いやこれ、もう、スヴァらし過ぎでしょう。
無いと死ぬプラグインリスト直行です。






標準のエクストルードの何が不満って、パスカーブの形によっては、押し出されたオブジェクトの幅が一定になってくれないことなんですよね。  言い換えれば、直線部分が平行のまま最後まで行ってくれない。


こういう感じ。

A1

途中、黄色い線の部分のせいで、直線部分の幅が一定でなくなってしまうんですよね。 これって、どこをとっても断面形状の大きさが変わらないようになってることが原因なのかな?  こういうコーナー部分って、断面形状がより大きくならないと、全体の幅を一定に保てない(直線を平行に保てない)ですよね?  XSI 様のエクストルードはそれができないんですよね。



でも Power Extrude を使うと・・・・

A2

これですよこれ

コーナー部分の断面形状が広がって、直線部分はずっと同じ幅をキープしてます。 これをやりたかったのです。 スヴァらしい。 今まで俺、何年も何年も、手で修正とか見た目で修正とか、そういうアフォくさいことやってました。 Power Extrude は 2011年にはもう存在していたみたいですから、そこから以降だけでもだいぶ助かったはずなのに、知らなかった・・・・ orz





ちなみにこのパワーエクストルド子ちゃん、高機能なもんだから、こんなことまで出来ちゃいます。

B1

Fカーブで幅の制御っ
なんか鋭くてカッコいいね


パワーエスストルド子ちゃんは、その正体は ICE コンパウンドなんですね。 で、この幅を制御する機能なんかは、そのコンパウンドに対して別途付属のコンパウンドをさらに接続してやれば出来ます。 でも ICETree を開かなくても、押し出された形状を選択した状態で上記のようにメニューから選ぶだけでも適用できます。 ウラで、自動で ICETree にコンパウンドを接続してくれます。


B2

こういう風になってるんですね。 最初にこのツールを使っただけだと、真ん中のコンパウンドのみです。 Fカーブによる幅の制御は、後から追加した、左側の黄色っぽい色のコンパウンドが担当しています。 ICETree に自分でつないでもいいし、上記のメニュー操作をすればその ICETree 接続の操作が自動でなされるということです。





そもそもね、XSI様標準のエクストルードは、出来た形状が勝手にロールしやがるのが非常に困っていたんですよね。

C1

断面形状はロールしてないんですよ。 でも押し出すと、途中でヘンなロールが入る。 しかも一定ではない。 パスカーブの形によっても大幅にロール具合が変わる。 非常に困ります。


しかしエクストルド子ちゃんを使うと・・・・

C2

ロール無し。
結婚して下さいエクストルド子ちゃん。






あ、そうそう、ひとつ気づいたんですがね、ルド子ちゃんを使って、ヘンなねじれが入ることがあったんですよ。

D1

これ、2つともルド子ちゃんです。 でも右の方は、パスカーブの曲がり方が鈍角ですよね。 これなら問題ないです。 しかし左の方はパスカーブは、鋭角です。 こういう場合に、ねじれが出ることがあるみたい。


でもそういう時は、このようにオプションで分割をいれてやったら、解消しました。

D2

実にいい子じゃないかルド子ちゃん


これは、ルド子ちゃんの機能を使って結果のメッシュの分割を増やすことで対処してますが、おそらく、パスカーブの該当部分を分割してやるのでも同じだと思います。 ねじれる部分のパスカーブのコントロールポイントの中間にもう1点足してあげるということね。





その他、たくさん機能があって、まだ全然いじれてません。 なんか、オフセットさせたり? ゆらゆらするようなアニメーションもできるし、押し出しが成長/減退するアニメーションも可能だし、まるでカーブデフォームで形状がパス上を進むような、押し出し形状のパスカーブ上での位置アニメーションもできます。 すげえ。ほんとにすげえ。  ざまあ見さらせ嘔吐デスク様。 作者の Fabricio 様 は神様です。  わー、他のビデオも見ると、なんだか超テクニカルかお方なんですね。 カッコいいなあ。 うらやましい。






しかしやはりこの、パスカーブの形状を気にすることなく幅が一定の押し出しが出来るってのが、一番ですね。  普通、これ必要でしょう。 なぜ標準でできないのかは不明ですね。


こういう場合もよくあるじゃないですか。

E1

断面形状は小さい四角です。 大きい方の四角がパスカーブです。




これを XSI 標準のエクストルードと、ルド子ちゃんで比べてみましょう。

E2

上が XSI 様標準、下がルド子ちゃんの結果です。

あんまり変わらない?

そう見えるでしょう。



でもこのパスカーブを、頂点2つを横にスライドさせて平行四辺形のように変形させてみて下さいよ。

E3


やっぱこうじゃなきゃあ。

ルド子ちゃん愛しています




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2013年3月14日 (木)

Sanity Tools 便利っス。

Brad さんが書いた Sanity Tools というプラグインが便利でした。 昨日今日の作業でいっぱい使ってます。


https://groups.google.com/forum/#!topic/xsi_list/FmE0agPe6d8

ここの最初の書き込みからダウンロードできますね。



シーンの中の、フリーズされてないオペレータとかを持つオブジェクトを引っかき集めるツールです。 シーン整理用です。 作業が進むうちに汚くなってしまったシーンを綺麗にするための、ゴミ捜索ツールという感じです。 モデリングスタックに残った Movecomponent オペレータとか、フリーズされてないテクスチャプロジェクションとか、そういうのパッと見つかるので助かります。

右側の Edit メニューに出現するので、実行するとシーンルートにグループが作られて、発見されたブツがそのグループに入ります。基本そんだけ。 あとは自分でフリーズするなり削除するなり。 



追記:

そうそう、あと、便利なのが、手動でフリーズなどをした後でもう1回実行すると、シーンルートに作られていたグループの中身も更新されて、フリーズ後のオブジェクトはちゃんと除外されるようになってることです。まさにチェック機能としてデザインされている感じです




上のスレッド内でも語られていますが、例えばポリゴン球などオブジェクトをひとつ取り出すと、その Active Primitive(エクスプローラの P マーク)以下には Geometry オペレータが付いているじゃないですか。それは、このツールでは引っかかってくれません。 コンポーネントを何もいじってない状態のオブジェクトにはコンストラクションモードがまだ存在しないため、コンストラクションモード以下を探すこのツールではヒットしなくなるようですね。 ヒットしてくれるとありがたいんだけどなあ。 まあ、シーンの整理を敢行するような段階で何もいじってなくて(コンストラクションモードが存在しない) Geometry オペレータだけが残っているオブジェクトなんて滅多にないでしょうから、大きな問題にはならないと思うんですが、留意しておいた方がいいポイントですねこれは。


このコンストラクションモード問題、自作ツールを書くときにも何度かつまずきました。 オブジェクトが出現した瞬間にコンストラクションモードを持っていてはいけない理由は、ありますかね? 最初からあってもいいじゃないですか。 Geometry オペレータは普通に Modeling モード以下にあればそれで良い。 オペレータが存在するべき 「居場所」 が、最初はなくて、コンポーネントをいじった瞬間に現れるなんて、なんだか変ですよ。 嘔吐デスク様?









このツールはずいぶん前に公開されていて、当時からインストールはしていたんだけど、数回しか使ったことがないまま忘れていました。 昨日再発見して、使ってみたらすげえ便利でした。 とにかくシーンは整理! 人に渡すものならなおさらです。

自作の小整理ツールもいっぱいありますね。 先日書いた矯正いめくり なんかも、典型的な整理ツールですね。 あと、マーティンが書いた mCleaner もたまに使います。 超豪華幕の内弁当的な整理ツールですねこれは。





ひたすら整理・統一ですよ。
ここは偏執狂的で良い。





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2012年11月 7日 (水)

EPS を吐く UVStamp。

そもそも XSI の UVスタンプ機能はかなりファッキンじゃないですか。
解像度は現在のテクスチャ画像に縛られて変えられないし、
ファイルフォーマットも決められない。
ここしばらく、たまたまテクスチャがらみのことはやってないけど、これどうにかならんのかとずっと昔から思ってました。



そこへ神ツール降臨。
Ahmidou Lyazidi さんが素敵なプラグインを書いてくれました。

UV を EPS で出力 
ヽ(゚∀゚ )ノ



つまり UV Stamp 画像を任意の解像度で取得可能。
かなり待ち望まれていた機能なのではあるまいか。


この github って、なんなのでしょうかね。俺詳しくないんですが、Chrome や Firefox でリンクの .py ファイルを右クリックから保存すると、xml のタグみたいなのがいっぱい付いたファイルが出来上がっちゃって、XSI に読み込んでも機能しません。

なので、github に載っているコードをまるごとコピペして自分でテキストファイルを保存し、拡張子を .py にしたという。 もっと簡単なやり方を知っているお方がいたら教えて下さい。とりあえず、上のリンクの2つのファイルをこの方法で .py にして、Plugin フォルダにぶち込んだら動きました。



Texture Editor の Tools の一番下に stampUV という項目が現れます。

Stamp1


stampUV を実行すると現れるモーダル PPG の中で書き出し先とファイル名を決めてOKを押すと、EPS ファイルが吐き出されます。 

EPS ですからね、例えば Photoshop で開くときはダイアログが出てきて、解像度を任意に決められるわけですよ。

Stamp2





Stamp3


わー うれしいですね 
ヽ(゚∀゚ )ノ
背景も最初から透明ですからね!
黄色い線の部分を拾って色域指定とかで抜く必要もないですよ奥さん









っていうか嘔吐デスクさま。 
今 2012年ですよ。
1998年とかと違うんですよ。
いつまでこんなショボい UVスタンプ機能のままでいるのですか。
嘔吐デスク Softimage 2042 とかになったときに、
マニュアル冒頭 What's new in this version の筆頭項目に

 UV stamp is improved dramatically.
 Now it can export as EPS.  Rock!



とかドヤ顔で書くんじゃないでしょうね。


やりそうですけどね。


ミキサのタイムレンジがマウスドラッグで変わっちまわないように改良しました! とか 2011 だか 2012 になってからドヤ顔で書いてるソフトウェアですからね。









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2012年1月24日 (火)

NewSceneOptions。

そうそう、最近また使い始めたんですが、便利なんですよこれが。



NewScene Options

http://www.xsibase.com/tools/plugins.php?detail=1358


まだ生きていたのか、XSI Base のダウンロードセクション。



よくある、スタートアップイベントってやつですね。 XSI が起動した時、New Scene を実行した時に、自動で何かをさせるものです。 どっかに保存しておいた自分の「スタートシーン」を指定しておくとそれが勝手にロードされますし、スクリプトファイルを指定しておけばそれが実行されます。 基本はこの2つの使い方しかないと思います。 俺の場合はスクリプトを指定しています。



すんげえ古いプラグインですが、昔使っていたのにしばらく使ってなくて、最近思い出して上記のページから DL して 2012 SP1 にブッ込んだら、問題なく動いてますね。 Softimage の中の人で、元コメディアンという意味の分からない経歴を持つ、我らがチニー大先生が作ったプラグインです。





XSI を起動した後、または新規シーンを出した後に毎回必ず儀式のようにやる作業があるのなら、これを使うと便利じゃないですかね。 


俺の場合、大昔に撲滅アンビエンスというプラグインを作ったことがあるんですが、これは XSI デフォルトの 0.2 のシーンアンビエンスを嫌って、毎回手でゼロに設定していたので、ある日とうとうブチ切れて書いたものでしたが、しくみはこの NewSceneOptions とほぼ同じものです。 今回これを使うことにしたので、自動で実行させるスクリプトファイルの中に撲滅アンビエンス相当のことを書いてしまい、撲滅アンビエンスはアンインストールしてしまいました。 撲滅アンビエンス君、きっと4年くらい俺の XSI に常駐して、来る日も来る日も新規シーンのアンビエンスを撲滅し続けてくれたよね。俺は本当に感謝している。 いつかこの日が来るのは分かっていた。立派に役割を果たして去り行く君を、笑って送り出そう。 Rest in peace。


アンビエンス以外にも、俺の場合は、例えば選択中のブツのポイントを強調表示させたかったり、HiddenLine のカラーはオブジェクトのディフューズ色じゃないと嫌だったり、Camera ではなく Camera Root が 0, 2, 20 とかに居るのが激しく気に入らないとか色々あるので、ひと通りスクリプトに書いて、気に入った状態で始められるようにしてます。



俺のスクリプトファイルはこんな感じ。


JScript
------------------------------------------------------------------------

//    Ambience
var oAmbientLighting = Dictionary.GetObject( "Scene_Root.AmbientLighting" );
oAmbientLighting.ambience.red.value = 0;
oAmbientLighting.ambience.green.value = 0;
oAmbientLighting.ambience.blue.value = 0;


//    Camera
var oCam = ActiveSceneRoot.FindChild2( "Camera", siCameraPrimType );
var oRoot = oCam.Parent;
var oInterest = oCam.Interest;

oRoot.posx = 0;
oRoot.posy = 0;
oRoot.posz = 0;
oInterest.posx = 0;
oInterest.posy = 0;
oInterest.posz = 0;
oCam.posx.value = 0;
oCam.posy.value = 2;
oCam.posz.value = 20;

oRoot.Properties( "Visibility" ).Viewvis.value = true;
oRoot.Properties( "Visibility" ).Rendvis.value = true;
oInterest.Properties( "Visibility" ).Viewvis.value = true;
oInterest.Properties( "Visibility" ).Rendvis.value = true;
oCam.Properties( "Visibility" ).Viewvis.value = true;
oCam.Properties( "Visibility" ).Rendvis.value = true;

oCam.name = "Camera0";
oRoot.name = "Root0";
oInterest.name = "Interest0";



//    Light
var oLight = ActiveSceneRoot.FindChild2( "light", siLightPrimType );
oLight.Properties( "Visibility" ).Viewvis.value = true;
oLight.Properties( "Visibility" ).Rendvis.value = true;
oLight.name = "light0";



//    Viewport
//    Selected Points / Cones

SetValue("*.camvis.compobjselvert", true, null);
SetValue("Views.View*.*.camvis.compobjselvert", true, null);

SetValue("*.camvis.attrselcones", true, null);
SetValue("Views.View*.*.camvis.attrselcones", true, null);

SetValue("*.camvis.attrunselcones", true, null);
SetValue("Views.View*.*.camvis.attrunselcones", true, null);



//    Light off
SetValue("*.camvis.objlights", false, null);
SetValue("Views.View*.*.camvis.objlights", false, null);


//    Camera off
SetValue("*.camvis.objcameras", false, null);
SetValue("Views.View*.*.camvis.objcameras", false, null);


//    HiddenLine Color
SetValue("*.camdisp.hidlincoltype", 1, null);
SetValue("Views.View*.*.camdisp.hidlincoltype", 1, null);


//    Wire on unselected
SetValue("*.camdisp.wireontopunsel", true, null);
SetValue("Views.View*.*.camdisp.wireontopunsel", true, null);


Logmessage( "Junki NewScene Script ver120109  (゚∀゚)" );


------------------------------------------------------------------------


新規シーンの状態で実行されるわけだから安心して名前でハードコーディングしてますし、1回手でやってみた後にスクリプトエディタからコピペしただけのコードの方が多いですね。 でもたったこんだけで、ずいぶん便利です。  いずれもっとでかいスクリプトになっていくのかな。



起動時に、例えばサーバ上にあるワークグループディレクトリをまるごとローカルにコピーした上でそこをワークグループディレクトリに指定するとか、そういうのを自動でやっている人もいるようですね。 大規模なスタジオとかで、サーバ上にあるワークグループのツールを上書きアップデートする時とかに便利でしょうね。 あるいは、サーバ上のデータに常にアクセスに行くのは遅いので、起動の時にローカルにコピーする時間だけ我慢して以後は快適に使おうという用途でやっている人もいるようですね。













曲行きましょう。



最近気に入っているんですよこの人たち。

って言ってもラジオではこの曲しかかからないですけどね。 まだデビュー間も無いみたいだな。


歌詞が分かればもっと楽しいだろうにという思いと、歌詞を知ってしまうとがっかりしそうだから曲とその雰囲気だけ楽しめればいいやという思いと、いつも両方ありますね。 この曲なんかはもしかして、いかにもアメリカのカントリー音楽ファンに多そうな庶民的なキリスト教らしい日常に基づいているとか、そんなのかなあ、と想像したりするんだけどまあ、あえて調べず。  でもそのうち、サビだけでも口ずさめるようになりたくなったりして、調べちゃうんだよなあ。。。。。





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2012年1月18日 (水)

新プリミティブ降臨。

ツイッタでどなたかが流してくれた情報です。





なにやら新しいプリミティブがたくさん追加されるプラグインが。

http://www.boundingboxgames.com/tools/essgeo





スヴァらしい(゚∀゚)

何種類もの新しいポリゴンプリミティブが追加されます。
全て、パラメトリックに調整が可能です。 軽いし。




何に使うのか意味不明なやつも多いですが、一番気に入ったのは、です。 そう。 マルですよ。


なんと、このツールには、が含まれるのです。
夢の○です。


Maru1

すげえ使えますよこのプリミティブは。 なぜこれが最初から無いのだ阿呆タレXSIゴルァですよ。


↓ずいぶん前にも、涙ぐましい努力でしてたんですね。
http://junkithejunkie.cocolog-nifty.com/blog/2011/02/post-f4b4.html






惜しいのは、中心から放射状になった分割線を入れるオプションが無いことですね。 まあ、ポリゴンを Ctrl + D で複製して Collapse すればすぐできますけどね。

Maru2



これ以外にも、カドが丸まった四角形とかすんげえ使えそうです。
歯車も使えそうです。










ところで作者さんのページに書いてますけど、インストールしてすぐに使えない場合は、Visual C++ 2010 support libraries とかいうものが無いからかも知れないとのことです。 


で、俺の試した環境は Windows7 64bit + XSI 2012SP1 64bit なんですが、やはり、インストールしただけではメニューに現れませんでした。 XSI を再起動しても現れませんでした。 

なので作者さんのページからリンクが張られているマイクロソフトのページに行き、Visual C++ 2010 support libraries を落とし、インストールした後 XSI を再起動したら、やっとメニューに出現しました。 参考までに。









いやあ、それにしてもスヴァらしい。
こういうの待ってました。
実に使える。
カッコ良すぎる。
俺もこういうツールを作りたい。
せっかくツール作っても変態だとかなんだとかディスられてばかりですよ俺は。






プリミティブって、もっと増えてもいいですよね。 ただのモデルなら .emdl としてどっかに保存していたものを Import するだけでもいいですけど、やっぱりパラメトリックにいじりたいじゃないですか。分割数とか。


今時なら、ICE ということになるんでしょうかね。
俺はまださっぱりですが。
きっと ICE を使ってパラメトリックでダイナミックに調整可能なプリミティブ集というのが出てきそうな気がします。なんか意味不明の形というか、デフォーメーションのパターンのようなものは既にあった気がしますね。 L-System的な。


ICE/非ICE に関わらず他にもこういうプリミティブ集みたいなやつとか知っていたらどうか教えて下さい。プリミティブは多いほうがいいです。






このツールは、さっそく今やってるリグでコントローラにでも使わせてもらいましょうかね。 エッジ取り出せばカーブにもなるしね。







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2011年12月 6日 (火)

2011 & 2012 で RCTools45。

昔から定番であり、もはやトラディショナルとさえ言える便利ツール RCTools を、最近の環境で、やっと使えるようになりますた。



どういうことかと言いますと。



たしか、RCTools42 までは、自分の環境 = Windows7 64bit  +  XSI 2011 SAP SP1 もしくは 2012 SP1 で問題なく使えていたと思うんですよね。


その後、RCTools43 が出たと思うんだけど、このバージョンはたぶんスルーしちゃいました。で、現在最新版だと思われる RCTools45 なんですが、俺の 2011 SAP SP1 や 2012 SP1 では動きませんでした。


動かないというのはどういう状態かと言いますと、ポップアップはできるけど実際のコマンドを走らせると XSI 自体が落ちる、というものでした。 ポップアップまでは問題ないんですよ。 でも、Complete All などポップアップの中の項目を選んだ瞬間、XSI 自体が落ちます。しかもクラッシュセーブせずに。 再現率 100% でした。





なので 42 に戻そうかな、でももうそんなに RCTools 使わないしな、などと思いながら放置していたんです。

今日、たまたま RCTools を使いたい場面が出てきたのですが、でも久しぶりだったので諸々の問題を忘れていて、あれ? 何か問題あったよな? なんだっけ? とか思いながら RCTools を実行した瞬間に XSI 様がセーブもせずスパーーンと綺麗に崩御あらせられたので窓から砲丸投げのようにモニタを遠投しました。

やっぱり 42 に戻すぞゴルァと思いながらも、そういえば最近 myara さんが RCTools について何か書いてたよなと思い出し、ああそうだ、トラックバックもしたんだった、などと思いながら彼の記事を読んでみました。




うん、そうか、これは、違うな。 この記事には XSI がクラッシュするとは書かれてなかった。 Custom Filter が使えない問題でしょうかね。 俺もそのエラーはずっと出ていまして、でも俺はその機能使わないし他の機能は使えているのでまあいいやーって放置していた部分ですねたぶん。

まあともかく、彼の場合はスクリプトファイルの文字エンコードとやらを変更したことによって解決したようですが、俺が困っているのはそのエラーではなく XSI が落ちるという問題です。 残念、この記事の話とは違ったらしい。





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後日追記:
コメント欄参照して下さい。

myaraさんによると、myaraさんの方でもクラッシュはしていたそうです。

そして、彼がやったことと合わせて考えると、下記に俺が書いたように全部のファイルの文字エンコードを直すのではなく、rcCustomFilterSettings.vbs さえ直せばそれで良いようにも見えます(俺の方では未実験)。

そして俺も上記で触れていますが(書いた時点では自分のクラッシュ問題と関係があると思わなかったけど)、俺の方でも myara さんと同じく、XSI 起動時に RCTools の rcCustomFilterSettings 由来のエラーは毎回出ていました。


などなど総合的に判断すると、どうやら俺のこの記事は、myara さんが書いた記事と全く同じ問題について、全く同じことをして解決したと書いているだけのようにも思えます。 つまりこの記事読まなくても、myara さんの記事を読んでそれを真似すれば、全く同様に RCTools45 が使えるようになる(=起動時エラーも無いし、クラッシュもしない)と思われます。


いやあ、myara さん、混乱させてすいませんねえ。
どうやら、myara さんの記事だけでよかったのに。 
すいません orz
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などと思いながらも、他に手も無く、調べるのも面倒で、まあダメもとで文字エンコードとやらを変えてみようかな、と思いました。 俺も彼と同じく Noptepad++ を愛用しているのでこれを使ってスクリプトファイルを開き、ANSI エンコードを UTF-8 に変えて保存しました。 ひとつひとつ試すのは面倒なので、RCTools のフォルダの中にある全部のスクリプトファイルでこれをやりました。



そしたら直りました。
RCTools45 しても XSI 様は落ちません。
2011 SAP SP1 でも、2012 SP1 でも。




ええ? スクリプトファイルの文字エンコードの問題だったってことですか?
文字エンコードだけで崩御するくらい、XSI 様は弱いのですか?
それとも、それだけで XSI 様を崩御させられるくらい文字エンコードってのは強いんですか?


なんだかよくわかりませんが、直りましたですよ。



一応もう少し書いておくと、RCTools45 をインストールし、インストール先のフォルダの Plugins フォルダに行ってですね、この中にあるスクリプトファイル、つまりテキスト形式のファイルですが、これを全部、エンコード変えたのです。

Rc1

プラグイン本体は dll なんですよね。 C++ か何かで書かれてコンパイルされているバイナリファイルです。 これはもう、いじりようがないというか、そもそも文字エンコード云々の話は関係ないファイルです。バイナリですから。 なのでそれ以外のファイルです。画像ファイルはもちろん除いて。 JScript と VBScript と Python と、全部ありますね。 作者様は全ての言語を扱えて、書きたい処理の内容に都合の良い言語を選んでいるのでしょうかね。それともただの気分でしょうかね。




Notepad++ の場合は、スクリプトファイルを開いて、

Rc2

「フォーマット」
メニューをクリックすると、「ANSI エンコード」 にマークが付いているのがわかると思います。 それを、「UTF-8 に変換」 を選んでやると、UTF-8 にマークが付きます。 この状態で上書き保存します。 以上。 そんだけ。


Notepad++ じゃなくても、文字のエンコードを変えられるソフトウェアなら何でもいいと思います。






そもそも、この文字エンコードって、なんなのですか? 俺よく知りません。 まったくもってわかりにくいですよね。 いちいちそんなこと気にしなければ誰かの作ったプラグインも使えないなんて、なんか、まだコンピュータの世界って遅れてるなあとか思いませんか。 

iPhone だの iPad だの、俺は持ってないですけど、アップルが出してきた製品とかって、そういうのを一切気にしないでひたすら目的のためだけに使えるようデザインされてますよね。 それと比較するのは正当かどうかわかりませんが、ほんと、余計なことを気にせず使いたいですよね。 ドライバがどうした、とか。 Mac と Windows がどうした、とか。 日本語キーボードとして認識されちまって云々、とか。 アサヒとキリンがどうした、とか。 まあ、キリンが美味いに決まっているんですがね。









それにしても、昔からこの RCTools はバージョンが上がるたびに必ず何か問題が出て苦労してきた気がします。 正直言えば、使わなくて済むならそれに越したことはない。

単純なエッジループの選択などは XSI 標準の機能でもできるのでこの RCTools を使う意味は昔よりは薄れたと思います。 しかし俺の場合、あちこちに散らばった複数のエッジループをイッキに選択したい、という時にどうしてもこの RCTools が必要になります。


例えば、こういう場合ですね。

Rc3

画像左側のように、選択したいループの一部をあらかじめいくつでも選んでおき、RCTools から Complete All でイッキに右の状態になります。 これが便利なんです。 

XSI標準の機能でやる時のようなループ選択をどんどん追加していく考え方ではなく、ループの一部をあらかじめ選んで後からイッキにループを形成する、というフローが重要なんです。 こっちの方が遥かにラクですから。 この例はたった3ループですけど、シリンダみたいなもうちょっとカッチリした形状で、似たようなループが大量にあるオブジェクトの中の、任意の場所のループを10箇所とか選びたいみたいな状況ってけっこうよくあるので、RCTools 使わなかったら本当に大変ですよ。 


標準機能で、こういう選択がラクにできる方法を知っているお方がいらっしゃいましたら、どうか教えて下さい。 そうしたらそのときこそ、RCTools とお別れできるかもしれません。



あー それとこの RCTools45 ですが、XPOP3 がベースなんですね。 個人的には XPOP2 ベースの方が好きかもしれない。 XPOP3 はポップアップがちょっとだけ重いんですよね。 3 になってからグラフィカルな部分でのカスタマイズの幅が増えたのですが、その分重くなってしまったようです。




myara さん、あなたの記事がなかったら、これ、できませんでした。
ありがとうございました。
年末は大いに吞み散らしましょう。
グラシアスアミーゴ。





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2011年7月 2日 (土)

プリミティブのデフォルト。

俺はこれを待っていた。
長年待っていた。

Default Primitive settings for Softimage 2012

スヴァらし過ぎる。
プリミティブの設定、つまり分割数やサイズなんかを記憶しておけるプラグインですね。

例えば sphere なんか、デフォルトの 8 x 8 のまま使ったことなんてほとんど無い。
cube のサイズを 8 のまま使ったこともほとんど無い。
毎回手で直すのはめんどくさい。
でも習慣で、もはや手がそういう風に動いてしまう。
だからまあいいや。
くらいでスルーしちゃってたんですが。


いつか自分でこういうツールを作ろうとは思っていました。
ただ、独自の Get > Primitive メニューを作ることになるので、ほんとは標準の Get > Primitive で出来ればいいのになーと思っていたんですよね。

そしたらこのプラグインは、標準の Get > Primitive でこれを実現しているじゃありませんか。 2012 の SDK に新搭載の event である siOnEndCommand を使っているようですね。 つまり、特定のコマンドが呼ばれたかどうかを常に監視してるわけですね。 Get > Primitive が呼ばれるたびに、シーンに登場したプリミティブの分割数やサイズを Preference で指定した値で上書きしているんだと思います。 なるほどなあ。


ってことでこのプラグインは 2012 以降でしか動かない。
ううむ、まだ 7 とか 2011.5 とか使うんだけどなあ。
やっぱり自分でも作ろうかなあ。




あ、このプラグインの作者は Ciaran さんじゃないですか。 すごく知識も経験もある人だと思います。 便利なツールやICEのことなんかもインターネット上でシェアしてきてくれた人です。 XSI Base や XSI List などで、この人が発言してると 「おっ」 と思っていつも読みますもん。 「しっかり調べたり、自分で実際に経験があることだけを、ロジカルに書く人」というイメージがあります。  インターネット上のCGの話って、俺もそうですがなんとなく感覚で発言するというか意外とテキトーなことを言う人も多い中、この人は最も信頼できる人のうちの一人だと思います。

へえ、ニューヨークなんだ。 2009年から 2010年にかけて Psyop にもいたみたいです。ほうほう。

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2011年5月27日 (金)

ビューポート上でmix8。

これ、長年の夢だったんじゃないかな。

ビューポート上でリアルタイムというかインタラクティブに、色やテクスチャの mix ができる RT コンパウンドです。 このビデオはだいぶ前に見てたけど、肝心のRTコンパウンドは公開されてなかったんですよね。 でもとうとう公開。
http://www.xsibase.com/forum/index.php?board=29;action=display;threadid=45058

スレッドの中にあるダウンロードリンクに行き、Télécharger ce fichier とかいう所をクリックするとダウンロードできます。 作者のクレメントさんはどうやらおフランスの人みたいなので、これフランス語のサイトでしょうかね。


ブツにマテリアルを与え、RTコンパウンドをドラッグ&ドロップなどで読み込み、RealTimeポートにつなげて、ビューを OpenGL にすると、効果が現れました。

クリックで大きな画像が出ます。
Oglmix8
この場合、1枚のポリゴングリッドにこの RTコンパウンドをかましました。
Base Layer に XSI 男のテクスチャを貼り、Layer1 にくるくる渦巻きなテクスチャを貼りました。 くるくる渦巻きはアルファチャネルを持っています。なので Layer1 の Input は Texture with Alpha というやつにしました。 んで、くるくる渦巻きには、ベースとなる XSI 男とは別の UV を与えています。 くるくる渦巻き用の Texture Support を SRT で調整し、望みの位置と大きさ、回転にしました。 

という作業が、インタラクティブに見ながらできる。
もしかして他のソフトウェアじゃ当たり前?
XSI の世界では、これで おお~ とみんながうなるんです。


テクスチャだけでなく、色そのものの調合にも使えます。つまりテクスチャの代わりに単色同士を混ぜてもいいし、テクスチャと単色を混ぜてもいいです。スヴァらしい。

混ぜる範囲と強度は、アルファチャネルだけじゃなくて、ウェイトマップでも指定できるようですね。まだ俺は試していませんが。

あと、画像の左上の所にあるように、XSI 男の Clip に Clip の PPG 上で色補正をかけているんですが(Adjustタブで Enable Effectsで有効にし、Brightness を上げたりしている)、結果はちゃんと反映されています。 がしかし、自動では反映されず、RT コンパウンドの Display Mode を Weights にしてからまた Textured Decal に戻すというような、表示に「刺激」を与えてやらないといけませんでした。 勝手にアップデートされると良いのですが、まあ、大した不具合でもありません。

ともかく、1つのレンダーツリーの中にある複数のテクスチャ(または色)を同時にビューポートに表示できるって、なんか嬉しいですね。 他のソフトウェアと違ってビューポート表示に力を入れてこなかった Softimage です。 個人のプラグイン開発者の好意に頼らないとこんなことすらできない XSIって 、なんてかわいいのでしょう。



mix8 の方は、なんだかバグがあるんですってよ。
表示が遅くなってしまうのかな?
だから特に問題なければ mix4 の方を使えとのことです。
俺の実験はmix4 だけです。
俺もそのうち mix8 試してみます。


あと、これは OpenGL 表示を使うだけあって、ビデオカードやらの性能や仕様に左右されるもんですかね? XP32bit + Quadro1500 ではそもそもテクスチャが表示されませんでした。単色も表示されなかったと思う。よって全く使えなかった。  一方、Win7 64bit + GeForce9800GT では問題なく動いています。

よく見てみると、Compatibilityフォルダになにやら古いビデオカード用のコンパウンドを入れておいたとかどうとか書いてありますね。そちらを使えば上記の XP32bit + Quadro1500でも動くのかもしれません。試してみます。  あと、俺が試した WinXP32 も Win7 64 も XSI のバージョンは 2011SAP SP1 です。 作者の書き込みによると、7 や 2010 に対応したバージョンもこれから出す予定みたいですね。

追記:

やはり、Compatibilityフォルダに入っている mix3 や mix7 という、どうやら古いバージョンらしい RT コンパウンドを使うと、XP32bit + Quadro1500 + XSI 2011SAP SP1で、ちゃんと動きました。

ブレンドのマスクにテクスチャも使うことができるんですね。 スヴァらしい。
あとは、Add とか Multiply のような、レイヤのブレンドモード的なこともできるとなお良いんですがね。





っていうかさあ、嘔吐デスクさん、XSI のビューポート表示、もうちっと進化させましょうよ。 今のアレのままだと、終わってますって。 3DS Max4.2 の頃だったかな、2002年とか 2003年とかそれくらいだと思うけど、チュートリアルでミカンか何かのテクスチャを貼っただけで、おおー Max は進んでるなあ XSI はダメだなあ  と思った記憶があります。 何がどうというのは忘れましたが、XSI にはできないことが平気で出来ていたという感じ。 それからもう8年だか9年だか経ちますが、XSI はあんまり変わってない気がします。





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2011年2月27日 (日)

グラデなビューポート。

なにやら面白そうなものをインストールしてみました。


スレッドの最初のポストにリンクがあります。便利そうなツールが置いてあります。美味しそう。
http://www.xsibase.com/forum/index.php?board=1;action=display;threadid=44503



で、この中から XSIGradient というものを試しに入れてみたのですよ。
ビューポートの背景をグラデーションにするプラグインのようです。
なんか嘔吐デスクっぽくて嫌だけど、面白そうなので入れました。


そしたらですね、XSI 様が落ちました。
32bit版の xsiaddon を WindowsXP SP3 32bit 上で稼動している 2011 SAP に入れたんですが、ビューポートにドラッグ&ドロップしたら、XSI がいきなり落ちました。

再起動してみると、Preference の中に設定は出来ていたけど、オンにしてもビューポートに変化がない。

そこでプラグインマネージャで見てみたら、赤いアイコンが付いている。つまりちゃんと XSI 様に認識されて無い(ロードされてない)んですね。 しかも C++ で書かれたらしい dll なので、中身を調べようにもありません。




ってことで、試しにプラグインの本体である XSIGradient32.dll を、 Dependency Walker というやつに食わせてみました。

俺もよくわかってないんだけど、dll をコンパイルする時に、参照しているライブラリを dll に含めるのを忘れたりすると、プログラムから呼び出される必要なコンポーネントが無いためにそのプログラムは動かない? そういう、他の dll に依存しているかどうかとかを調べるためのものなんだと思います。違う? 詳しい人教えて下さい。



ともかくも Dependency Walker に食わせたら、なにやらいくつか足りないものがあるようなことを言っている(ように見える)。 msvcr100.dll とかなんとか。 ん、この msvcrなんちゃらって、よく見るな。 XPOP2 なんかも、たしかこれを入れないと動かなかったことがあったな。 ということで msvcr100.dll をダウンロードしました。 で、このファイルを、 XSIGradient のインストール先(XSIGradient_32.dll と同じフォルダ)にぶち込んで XSI を再起動しました。


そしたらグラデになりますた (゚∀゚;;)
Xsigradient

わっ、なんか、オブジェクトビューやシェイプマネージャの中もグラデだっ


うーむ、少なくとも俺の環境では msvcr.dll というものが不足していたようです。 よくわかってないままやったのに、あっさり動いて焦りました。




で、、このグラデ背景に意味はあるんでしょうか。
今時のソフトウェアは、グラデな背景のやつ多いですよね?
単色よりグラデの方が見やすいのかな?
ま、気分が変わっていいかも知れませんね。

しばらく運用してみよう。





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2010年12月 1日 (水)

64 で XPOP2 (XPOP普及委員会その16)

XPOP普及委員会ともあろうものが、重要なことに今まで触れずに来てしまった。



あなた、64bit な Windows で、XPOP2 動いてますか?




俺が今まで試した限りでは、作者のページから落とせる XPOP2 の 64bit 版 ( XPOP20.64.xsiaddon ) は、完全には動かないんですよね。 どうやら、ポップアップメニューのタイトルバーの部分の文字や色を指定すると、エラーを吐いて止まってしまうようなのです。

例えば、

 DisplayPop( "Kane;Dase;---;Gorua", "GoruaPop", "blu" );

こう書くと、本来であれば GoruaPop というタイトルで、青っぽい背景のタイトルバー付きの XPOP メニューがが出るはずなんです。 第2引数はタイトル文字、第3引数は XPOP であらかじめ用意されている色ですから。 

でも実際に走らせてみると、
Xpop64_invalidargument
引数がアカンというエラーが出てしまいます。 XPOP の本体、DisplayPop コマンドのエラーですね。


タイトルバーに何も指定しなければ、ちゃんと動くように見えます。 

 DisplayPop( "Kane;Dase;---;Gorua" );

このように第2引数・第3引数を取っ払ってしまえば、
Xpop64_noargument
ちゃんとポップアップされてます。
でも味もそっけもないポップアップメニューになりますね。 
しかも何だか、見覚えのないタテの分割線もある・・・。

ともかく、これまで自分で書いてきた XPOP 関係のツールの多くはタイトルバーを使うスクリプトになっちゃってるし、タイトルバーの色や文字によってある状態をユーザに知らせるような役割を持たせてしまったりしているもんだから、やはりタイトルバーが使えないと困るのです。


ちなみに 32bit の Windows XP ではなんら問題ありません。 自作ツールのほとんどはこの環境で開発してきました。 最近になって 64bit の XP や 64bit の Win7 も使うようになって、急に XPOP2 でエラーを吐き始めて困りました。


で、たしか有田さんが見つけれくれた解決方法。
XPOP2 の代わりに、RCTools4.1 を使う。


RCTools も同じく Reinhard Claus さんが作ったスヴァらしいツールですが、RCTools4.1 の中には DisplayPop2 というコマンドが含まれています。 詳しくはわかりませんが、XPOP2 の DisplayPop コマンドと互換性があるように見えます。これを使うと上手く行くんです。

RCTools4.1 をダウンロードし ZIP を解凍すると、

 RCTOOLS41.xsiaddon
 RCTOOLS42-32.xsiaddon
 RCTools42_2011_x64.xsiaddon


この3種類が出てきます。

付属のドキュメントを見ると、

 RCTOOLS41.xsiaddon : 64bit でも使えるけどバージョンは古い 4.1 のままだよ
 RCTOOLS42-32.xsiaddon : バージョン 4.2 だから最新版だけど 32 bit しか使えないよ

という意味の説明があります。 RCTools42_2011_x64.xsiaddon については触れられていませんね。 以前は RCTools42_2011_x64.xsiaddon はなかったはずで、最近になって追加されたのだと思います。

この中の RCTOOLS41.xsiaddon をインストールします。 すると DisplayPop2 コマンドが使えるようになるので、XPOP スクリプトの中でこれまで DisplayPop( xxxx, yyyy, zzzz ) などと書いていた所を DisplayPop2( xxxx, yyyy, zzzz ) に書き換えれば、タイトルバーの指定も含めてちゃんと動きます。 XPOP2 に付属するコマンドではなく、RCTools4.1 に付属するコマンドを呼び出して利用するということですね。 うむ、良かった。 俺、XPOP 無かったら死ぬもん。


でもですね、既存の XPOP スクリプトを書き換えなきゃいけないわけで、そりゃもうめんどくさいわけですよ。 でも今まではこれでやってきました。 64bit 環境でだけ、いちいち書き換えていたのです。



でも最近別の方法も見つけましてね。

上でも書いた RCTools42_2011_x64.xsiaddon なのですが、ためしにこれをインストールしてみると、DisplayPop2 コマンドはもはやなくて、DisplayPop になっているではありませんか。 つまりこれまで XPOP2 に付いてきたコマンドと同じ名前になっています。 あれえ?

Rc42_displaypopcommand


ってことで、RCTools42_2011_x64.xsiaddon がインストールされた状態で先ほどのスクリプトを走らせてみると、
Rc42_displaypop
ちゃんと動きました (;゚∀゚)=3
  タイトル文字も背景色も来ています。


どうやらこの RCTools42_2011_x64.xsiaddon は、今までの XPOP2 と互換性のある DisplayPop コマンドでポップアップしているようなので、自作の XPOP スクリプトでもこれを使うのが一番なのではないかと思いました。


そしてこのコマンドを利用する以上、XPOP2 のインストールはもはや要らないはずだ、と思って XPOP2 をアンインストールしてみたところ、ちゃんと XPOP できています。 XPOP2 のパッケージに含まれるものは DisplayPop コマンドだけでしたから、そしてそのコマンドが RCTools 4.2 に含まれている以上、もう XPOP2 が無くても大丈夫なんですね。たぶん。






しかし 32bit では・・・・・。

同じように 32bit でも RC4.2 をインストールすればもはや XPOP のインストールが要らなくなるのだろうかと思い、RCTOOLS42-32.xsiaddon をインストールしてみたんですが、ありゃ? 
Rc42_32bit
バージョンは同じ 4.2 でも、RCTools42_2011_x64.xsiaddon とは違ってこの RCTOOLS42-32.xsiaddon の方は、DisplayPop2 コマンドになってますね? なので従来の XPOP2 の DisplayPop コマンドとはカブりません。共存しています。 

互換性がある以上、DisplayPop を使っても DisplayPop2 を使っても良いことになると思いますが、従来は DisplayPop を使っていたんだから、わざわざ DisplayPop2 に書き換える必要性は薄いですよね。



ということで、これまでに書いた XPOP スクリプトを全く修正しなくて済む方法としては、


 32bit 環境 = 従来どおり XPOP2 を使う( XPOP2 の DisplayPop コマンド使用)

 64bit 環境 = XPOP2 は不要。RCTools42_2011_x64.xsiaddon を使う(このパッケージに含まれる DisplayPop コマンドを使用)


ということになると思います。 

ちなみに、XSI 7.5 + XP64 に RCTools42_2011_x64.xsiaddon を入れてもちゃんと動きました。 2011 以降用のような名前になってるからパッと見は 7.5 じゃ動かなさそうですが、実際は 7.5 でも動いたんですよ。



一応、俺が実験した組み合わせを書いておきます。

WindowsXP 32
XSI 7.01 / 7.5 / 2011.5
xPOP20.xsiaddon
XPOP2 付属の DisplayPop コマンド使用。問題無し。


WindowsXP 64
XSI 7.5
xPOP20.64.xsiaddon
XPOP2-64 付属の DisplayPop コマンド使用。タイトルバーの機能だけ効かない。


Windows7 64
XSI 2011.5
xPOP20.64.xsiaddon
XPOP2-64 付属の DisplayPop コマンド使用。タイトルバーの機能だけ効かない。


WindowsXP 64 / Windows7 64
XSI 7.5
RCTOOLS41.xsiaddon
RC41 付属の DisplayPop2 コマンド使用。タイトルバーも含めて問題無し。 が、既存のスクリプトは DisplayPop を DisplayPop2 に書き換える必要有り。


WindowsXP 64bit
XSI 7.5
RCTools42_2011_x64.xsiaddon
RC42 付属の DisplayPop コマンドを使用。問題無し。


Windows7 64bit
XSI 2011.5
RCTools42_2011_x64.xsiaddon
RC42 付属の DisplayPop コマンドを使用。問題無し。



ということで、RCTools42_2011_x64.xsiaddon をインストールしている場合はXPOP2 をアンインストールしてしまい、XPOP2 を利用したツールは以降、RCTools4.2 付属の DisplayPop コマンドを使いましょう。 もう、そうしましょう。 書き換えの必要無しで済むんだから。



昔はあれほど使った RCTools でしたが、最近はそんなに使わなくなってしまったので、バージョンアップもしてなかったし、色々と気にしてませんでした。 だから気づかなかったんだな。 にしても、おそらく作者のクラウスさん、ずいぶん昔にこれらのツールを開発して、XSI や OS のバージョンが上がるたびに「動くようにするためだけに」対症療法的に改変を加えたり、その間に機能追加・改良のバージョンアップも挟まったりして、混沌としてしまったのではないでしょうかね。 わかりにくくなってしまってますが、まあ仕方ない。 それだけ息の長いツールだということですね。


RCTools も XPOP も C++ で書かれているようなので俺はその構造もさっぱりわからんし、頓珍漢なこと書いてたらすいません。間違えている箇所があれば指摘して下さい。 また、この組み合わせで動いたよという情報とか、こうすれば簡単なのに何ややこしいことやってんだよこのヴォケ などという突っ込みがあれば、どうかコメントをお寄せ下さい。



Happy XPOP :D

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