FPS信用してはいけない。
Maya 様のことですよ。 FPS 表示ね。
ビューポート上で操作したり、シーンを再生したりすると、ビューポートのはじっこに現在のインタラクションフレームレートが表示されますよね。 Heads up display っていうんですか。 下の画像の赤い線の部分です。
現在どれくらいのレートが出ているのか? 重要ですよね。 リグの軽さ/重さを計る材料になるし、アニメーション作業中はリアルタイムが出ているかどうかでそのまま作業するかプレイブラスト取るか、判断したりしますよね。 まあ Maya 様が再生でリアルタイム出してくれることなんて、キューブ1個の時くらいしかないですケドね。
この数字、Preference の Update view が Active の時は、どうやら正しい数値を表示してくれてるように見えます。 Active ってのはつまり、1画面表示の時は当然その画面、複数画面表示の時は現在アクティブになっているビューのみ、表示が更新されるというものですね。
でもここを、Active ではなく All にするとどうなるか。 画像の黄色い線のところです。 All ということは、複数のビューポートを全部更新するので、トップビューだろうがカメラビューだろうが全部同時にアニメーションを見ることができますが、その分、当然遅くなる傾向にありますね。
でも、All にすると、遅くなるどころか、でかい FPS の数字が出ているんですよ。 40オーバーとか。
そんなはずねえだろ
体感的にも、そんなレートは出てないよ
そもそも、同じく Preference の中で、 Max Playback Speed を Real-time にしているので、たとえ軽かったとしてもシーンに設定してあるフレームレートを超えることはないはずなんですよね。画像の青い線の部分のことです。
おかしいなあ、と思ってサポートに聞いてみたら、不具合のようだということですた。 あっそ。
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BSPR-9507
Headup Display: displays strange frame rate when select "All" option for updating the workspace views.
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という風に不具合登録されたそうです。 だいぶ前の話だけど。 2013 と 2014 でこの不具合を確認しています。 2015 以降で直ったかな? どうですか?
1ビューならば正しい数値が出るので、再生レートをちゃんと確認したい時はポンとスペースバーを叩いて1画面表示にすればいいし、本気でアニメーションしている間はだいたい All じゃなくて Active にしている気がするので、実害は最小限ですかね。
でも、All を選んでいるために不正確な数値が出るはずのところで、たまたまリアルタイムに近い数値とか、それっぽい数値が出てたりすると、うっかり信用してしまいそうですよね。 ダメダメ。 信用してはいけない。 All の時の fps 表示は信用してはいけないのです。
ってことを忘れていて、今日ちょっと幻惑されてしまったので、メモですよ。 ブログに書かないと忘れてしまう。書いても忘れるんだけどね。そんな時はグーグル先生に聞くのですが、自分で書いた古い記事に案内されることも多々あります。 まあどうでもいいや。 All の FPS は信用するな。 はいメモ終了
そもそも、fps どころか、嘔吐デスクそのものが信用ならないですケドね。
この、今俺が使ってる Maya とかいうソフトウェアも、ほんとなの?
これほんとに Maya なの?
信用ならねえなあ。
フラッグシップソフトウェアである Maya 様が、
こんなソフトウェアであるはずがない。
これ、ほんとは、Maya じゃないんじゃないの?
どっかの絶滅したソフトウェアとかを、
パッケージだけ替えて売ってるんじゃないの?
信用ならねえなあ
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