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2013年6月10日 (月)

4画面で起動しましょうよ。

2014 のこの時代、しかも SP1 すら出ているこの時代に、ようやく 2013 に移行しているといういつもの定説パターンであります。



で、2013 を起動すると、なんか違和感がある。 なんか違うソフトウェアを起動したかのような大きな違和感がまず襲ってくるわけです。


すぐに気づきましたが、1画面で起動しやがるんですね。 画面いっぱい、シーンに最初から入っているカメラのビューです。


まるで他の嘔吐デスクソフトウェアのようで違和感あるというのもそうですが、作業の都合上、どうせ速攻で4画面に戻すわけですよ。 なら最初から4画面で起動すればいいじゃない。今まで通りに。


と思って起動と同時に4画面に設定するスクリプトでも書こうかと思ったんだけど、機能としてありそうだったのでサポートさんに聞いてみたらありました。


Vb_1

こんなプリファレンスを付けてくるあたり、嘔吐デスク様の 「1画面で起動するという嘔吐デスク色に染めたいんだけど、4画面起動もできるようにしておかないと、きっと古いユーザからディスられるんだろうな・・・orz」 という気持ちが伝わってとても良いです。


しかし、なんであえてこんな風にしたのでしょうかね?  1画面起動にしてくれ! という要望が強かったんですかね?  俺なんかは、こんなところに手を入れるのは開発資源の無駄遣いじゃないかと思うんですが、どうですかね。 まあ、このオプションを付けたりするのは開発の手間としては比較的簡単なんでしょうけどね、でもいくら簡単だからと言って、今までずっと4画面で起動してきたのにわざわざ手を入れて1画面起動に変えてしまうその意義が、俺にはあまり分かりませんよ。 そんな部分で嘔吐デスク色を主張したところで、全体見ればわかりますがそれぞれ全然違うソフトウェアですからね。 アイコンやパッケージのルックとか統一しても無駄。 同一の会社が所有・開発する全然違うソフトウェアで別にいいじゃない?  ソフトウェア間での連携の機能は強化されているんだから、こういうどうでもいい部分を無理に統一しなくたって、ユーザは別に違和感も不都合もないですよ。 こんなところを変える変えないでくだらない会議をしたりプログラマの労力を使ったりしないで、シェーダのバグのひとつも直してくれって感じですよ。




もうひとつ、2013 で気づいたのは、ビューに表示するグリッドのプレーンが、色々選べるようになったんですね。

Plane_1

あ、嘔吐デスク様、これはとても良いです! (゚∀゚)
スナップもできる!

特に、カメラやユーザビューなどパースのあるビューで、スクリーン座標のグリッドが表示できるのがありがたい。 たまに何かの位置合わせ的な何かとか、滑り止め的な何かとかで、スクリーン上での目印が欲しいこと、ありますからね。 スナップできるのでばっちりです。これまでもヌルなどで目印を置くことはよくありましたが、ワールド座標で置いていただけですからね。 スクリーン座標で置けるのはありがたいです。



こういうことをする時に、大昔はモニタにマジックで印を描いたなんて話が美談のように語られることもありましたね。 モニタにマジックで描いちゃうなどという普通はしないことをしてしまうくらい俺は絵にこだわってるんだぜ、絵のためならそういう非常識なことをやっても気にならないくらい俺は絵を追求するアーティストであり絵のこと以外は見てないんだぜ、と暗に主張する美談なので悶絶しそうになります。 せめてテープにしましょうよ。 モニタに描いたらダメですよ。後から困るじゃない。仕事道具は大事にしないと。せめて窓から遠投するくらいにしときしましょうよ。


そういや俺も昔ありましたけどね。ええと、あれは90年代中盤か? ベンツのCMを作っていた時だ。 ベンツの向こうに飛ぶ鳥の群れをCGで作っていたわけですが、カントク様がチェックに来て、鳥の配置など指示を出すわけですが、俺のモニタにマジックでどんどん描くわけですよ。 大御所有名カントクでしたね。さすがに液晶のこの時代にはもうやらないでしょうが、当時は CRT だったので、もう、それはそれは描く描く。 しかも、「ちょっと描きますよ」 とかひとこと言ってから描くならまだいいですよ。 「説明の必要があるので、モニタに描くというのは本当はちょっとアレだけど、それが一番分かりやすいから、そうするね」 という意味でひとこと言えばいいのに、そんなこと言わない。当たり前のように描く。 なんか、映像とか絵とかの人ってこういう所で非常識な人が多くて嫌になりますねw  普通モニタに描かないでしょ? しかも他人のモニタだよ?  もう、あんた、ひとりで映像作ってるんじゃないでしょ、って言いたくなりますよ。 非常識というより、非常識な人間を演じている人も多いというかね。自分のアーティスト性を主張したいとき、アート以外の部分で非常識だった方がゲージツカっぽいと思っているのでしょうね。 モニタに描かれた大量の線を見て、そのままカメラ動かして今描いた印を全部意味無いものにしてやろうかとほんとに思いましたよw 



あ、話がそれた。 2013 の話だった・・・・。

あとはFカーブエディタがちょっと変わりましたね。 俺に言わせれば心臓部のような部分なので重要なわけですが・・・・・ うん、なんか、使いやすい気がする・・・! 前よりも操作感が良好に感じる。 俺だけ?

例えば、前はキーのタンジェントのハンドルをいじるとき、Shift を押しながらドラッグしても傾きが完全に保たれないことがよくあったんですよね。ちょっとだけズレてしまうという。 俺だけ? これ、けっこう困っていたんだよなあ。 でもこの 2013 では、Shift を押してからドラッグを始めれば、確実に傾きをキープしてくれているように見えるのです。 これが当たり前と言えば当たり前なんだけど、うん、良い。



ドラッグとかの操作感もなんか前よりも良い気がするんだよなあ。気のせいかなあ。 OpenGL 描画による何か不具合的なもので、線が一瞬消えてしまったり、つかみたいものがつかめないなどということがたまにあったのですが、それが減った気がするのです。気のせいかも知れませんが・・・・。




あとは、接線ハンドルを複数同時に選んでいっぺんにドラッグするって、前からできたっけ? できなかったよね?  できるようになったの、このバージョンからだよね?  これはアホだなあと思っていたんだよなあ。  そもそもこれまでって、「選んでからドラッグして動かす」 という行為ができるのは、カーブ全体とキーだけだったですよね? 接線ハンドルはそもそも選択するということができなかったですよね?  

接線ハンドルは選択と同時にドラッグして動かすしかなかったから、つまり複数いっぺんにドラッグはできなかった。複数同時に編集したければ、ハンドルではなくキーの方を選んで、数値入力するしかなかった(この数値入力はスヴァらしく使いやすくて良いのだが)。 でも今は接線ハンドルが独立して選択できるようになったから、あちこちのハンドルをいっぺんにつかんでグイっと長くするというインタラクティブな操作が可能で、これは効率いいですね。 数値入力もいいけど、ざっくりドラッグできた方が楽ですからね。



メニューなども整理されて、他の嘔吐デスク製品とより統一する方向になっているのかな。サイクルとかそういうのがこれまでとは違う場所や違う言い方になっていますが、まあ、そんなに戸惑いはないですね。普通に使いやすいです。 Maya 様のスヴァらしいグラフエディタをいじるのは拷問ですからね。 っていうか、Maya様のグラフエディタって1つしか開けないんですよ奥さん! 信じられますか。 まあ、Maya様に言わせると、「ひとつで十分だし、複数開いていたら分かりづらいし」 ということなんでしょうけどね。 我々 XSI 村の村民は、同時にいくつでもFカーブエディタを開いてタイミングなど確認しながら、でもひとつのエディタの中はごちゃごちゃにならない、という状態で作業することに慣れてしまっているため、Maya様のしつけに従うのはもうほんと、拷問なんです。 従いますけど。





とかなんとか。

今のところ、2013 の印象は悪くない感じですが、何か大きな不具合とか落とし穴を知っている方がいらしたらどうか教えて下さい。 レンダ周りとか、新バージョンって毎回不安ありますよねー








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