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2013年2月28日 (木)

余白なカメラ。

これもまた、何年か前に書いたツールなんですけど・・・・。




余白付きでレンダしたいことって、よくありますよね。 2D画ブレ対応とか画像端っこのボケバレ防止とかそういう時に、10%増しとか20%増しのサイズになるよう余白を付けたりするじゃないですか。 それをやるツールです。


余白なカメラ。

http://homepage3.nifty.com/jjj/XSIFiles/Plugin/JJJ_XSI_Plugins.html






最初から余白付きのカメラで作業してるぜ
、という人には要りませんね。 俺なんかは、まず最初はあまり深く考えずラフにカメラをやって、その時は当然余白のことなんて気にもせずに作業して、最後の最後に余白を付けたい場合が多いんですよね。 


あるいは、たとえ最初から余白つきのカメラで作業していたとしても、その余白の部分も見える状態で作業していると絶対にパース感を間違えてしまうので、余白部分は隠したいわけです。 AE などで本来のフレームの大きさのコンポに入れたとき、つまり余白を切り取った状態で見たときに、「あれっ もっとワイドな絵にしたつもりだったのに、なんか狭いぞっ」 と感じてしまうわけですよ。 そりゃそうですわね、余白の分だけ画角が広い状態で見ているわけですからね。 なので、カメラをいじっている間は余白無しのぴったり最終サイズで作業するか、余白部分はマスキングして隠したいわけです。


また、レンズ(FOV)のアニメーション( = ズームアニメーション)をしないのであれば、余白無しで作業しておいて最後にカメラの Projection Plane で広げてやればいいので、まあ手でやってもそんなに大変ではないかな、とは思いますが、ズームが入るとね、FOV がイコールじゃないわけで、そこにエクスプレッションなどが必要になると思います。 それを毎回書くのは面倒なのでね。



とかなんとかのツールです。
既存のカメラに対して、余白付きの新しいカメラを作ります。
余白部分は見えないように板オブジェクトで隠すみたいなこともできます。





ところで余談ですが余白ってタテヨコ10%増しとかいう場合が多いように見えるけど、個人的にはタテヨコを同じパーセンテージで拡張するのは違和感があります。 16:9 なり 4:3 なりの横長の映像をやっているんだから、%が同じだとタテとヨコで余白のピクセル数が違ってきてしまいます。 そしてなぜ余白が必要なのかという目的を考えたときに、タテの余白がヨコよりも小さくても良い合理的な理由が、俺には思いつかないのです。

なので俺なんかは、タテヨコで同じピクセル数だけ余白を付けることが多いです。

この方法のデメリットは、余白付きの画像のアスペクトレシオが元とは違ってきてしまうために分かりにくいことでしょうかね。 オリジナルと余白付きで同じ比率だった方が間違いは少ないでしょうね。 でもまあ、余白ってそういうもんじゃないか。






最近はレンダの解像度もでかいですから、余白が増えるのも馬鹿にならないですよね。余白付けるのはタダじゃないってことですよ。 4K とか 8K とかいう時代になったら、余白の有り無しでレンダ時間やファイルサイズにどれくらい影響があるんでしょう。ああ恐ろしい。そんなひどい時代が来る前にCGなんて仕事は辞めてしまいましょうねみなさん。 ええ、そうしましょう。




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