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2011年8月 9日 (火)

2012 SAP。

Softimage の中の人、LucEric さんのつぶやきに導かれるなど。


嘔吐デスク様公式
http://news.autodesk.com/news/autodesk/20110808006852/en/Autodesk-Announces-Subscription-Advantage-Packs-2012-Entertainment


eX-SI Support
http://xsisupport.wordpress.com/2011/08/08/autodesk-announces-subscription-advantage-packs-for-2012-entertainment-software/



嘔吐デスク様からコピペ


The Subscription Advantage Pack for Autodesk Softimage 2012 software delivers practical production tools to Softimage artists and technical directors. The Advantage Pack provides:

    New modeling and selection tools that greatly improve productivity and ease of use
    New options for ICE (Interactive Creative Environment) rigid body dynamics that enhance the simulation toolset
    Extended SDK access that provides greater control over customization



ほうほう。



New modeling and selection tools = 新しいモデリングツール/選択ツールってのは、Luceric さんのつぶやきによると、Thicknes operator,  cap holes,  dbl click to select loops, island selection だそうですよ。



Thickness operator ってのは、XSI ユーザの長年の悲願であったポリゴンを押し出して厚みを付けるツールのことですね?  大昔から言われ続けたこの機能。 XSI 3.5 の頃は、Helge Mathee さんが MindThinkTools などという有料のプラグインセットの中で Solidify なんてのを提供してくれてました。 金アルディスさんも TinyThickness などというプラグインを出してました。 あるいは Move Normal というプラグインで実現したり、Push オペレータと組み合わせた GOTETZ さんの Interactive Thickness なんてのもありました(これが実は一番手軽で使いやすい)。 最近ならもしかするとそういうことをする ICE コンパウンドがあるかもしれません。

こうしてユーザが工夫をしながらも、ずっと長いこと「XSI はなんでこんな基本的な機能すら付いてねえんだよドルァ」と、コミュニティではずっと罵倒され続けて来ましたね。ここ1~2年は皆あきらめてしまって、それを言う人は少なかった気もします。


 満を持して、2012年に登場! 
 XSI の厚み付けツール!! ( ´,_ゝ`)プッ

 基本的なモデリング機能だけど、
 サブスクリプションユーザのみの特典!! ( ^∀^)ゲラゲラ




・・・・いや、すみません。 久しぶりに XSI らしいアナウンスがあって嬉しかっただけです。


Cap holes ってのはポリゴンの穴埋めですわね。 俺は Remy Alex さんのをよく使ってますが、同じく金アルディス将軍も TinyCap ってのを出していたし、RCTools の中にもそういう機能があるし、背の高いあの人もそういうツールを作ってますし、これも怠惰な Softimage の代わりにコミュニティの皆さんの互助精神でどうにかなってきた機能です。 まあ、Duplicate → Collapse という標準機能の2段階でもできたんですがね。 厚み付けと同様、満を持して登場したみたいですね。


 そうかあ、厚み付けと穴埋めっていう特典があるのかあ
 すげえなあ
 2012年最新のモデリング機能かあ
 やっぱりサブスクリプション入らないとなあ
 ( ゚∀゚)アハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \/ \




dbl click to select loops ってのは、エッジループとかポリゴンループを選択するのに、ダブルクリックするだけでできるようになっただとか、そういう意味ですかね? 詳しくはわかりません。 でも、確かにこれまでのループ選択はやりにくいと感じることも多かったですね。 Alt 押しながら中クリック、追加選択の場合は更に Shift も押して、かつモディファイヤキーを押す順番も考慮しないと選択外れちゃったり・・・・という感じだったように思えます。まあもう慣れたといえば慣れたんですけどね。 RCTools は最近なぜか動かなかったしな・・・。

Island Selection ってのも、詳しくはさっぱりわかりません。 ポリゴンの島、つまり1オブジェクトの中の地続きになっているポリゴン群を選択する機能だと思いますが、今までも選択フィルタの中に Island なフィルタはあったので既にこれはできているわけですが、その拡張版ですかね?





いずれにせよ地味! いいんです。 実に地味な発表を SIGGRAPH にどかんとぶつけてくるこの心意気、さすが Softimage です。






お。 追記です。  これを書いている間に LucEric さんがまたつぶやいている。 「ノーマルに沿ったエクストルードもあるぜよ」 だそうですよ。 上の厚み付けとカブる気もするが、どうなんだろう。 法線の方向が直角やそれ以上の角度で変わるカドの部分、上手く行くんだろうか?  っていうか、これも同じく、 2012年の新機能! という所が激しく XSI らしくて良い。


あれ? and also a Add Smooth Edge operator, which preseves continuity (like Flow Connect in Max) とかも書いてますよ? これってもしかして、曲線(曲面)を考慮した分割のことじゃないの?  今までは Shift + D などで分割を入れるとただ真ん中に分割を入れるだけでしたが、 Local Subdivision した時のような前後のポリゴンの曲面っぷりを引き継いで丸くスムーズになるような分割はできなかったわけですよ。これ、すんげえ欲しかった。 これで解釈合ってるなら、うむ、これだけでサブスクリプションの価値があるかも!( ゚∀゚)

っていうかサブスクリプションじゃなくてその機能だけ単体でプラグインで売って欲しいよ俺は。






ええと、モデリングは終わり。次は ICE。 
New options for ICE rigid body dynamics that enhance the simulation toolset
      という部分は、公式ページにはサラッとこれしか書かれてないですけど、Luceric さんのつぶやきや e-XSI Support を読むと、これが Bullet 搭載ということだそうですよ! ICE の Rigid Body のオプションとして Bullet が選べるらしい。 つまり、今までの Simulate Rigid Bodies ノードの代わりに、あるいはその中で選べるソルバとして、Bullet が使えるということでしょうかね? だとするとこれは地味じゃない気がする。

Bullet は Momentum にも採用されているオープンソースな物理エンジンなわけですが、これ使ったら何が良くなるだとかは、正直俺もよくわかりません。が、広く使われている優秀なエンジンで、速いというのは聞いたことがあります。 

そして何より嬉しいのは、 Actual Shape なコリジョンでしょう。 Bullet なら何でも Actual Shape なコリジョンだというわけではないと思うのですが、Luceric さんのつぶやきによると "Bullet for exact shape RBD in ICE" というコトバを使っているので、少なくとも今回の ICE へのインプリメントでは Actual Shape コリジョンができる形になっているはずだと思います。たぶん。

だとすると、ICE 登場初期、皆さんも体験した「穴開けた箱に ICE Particle でインスタンスしたブツを流し込んだらブツは穴の中に落ちず穴の表面のところで跳ね返ってしまって唖然( ゚д゚)ポカーンとし調べてみたら ICE の RBD はバウンディングボックスだかコンベックスハルなコリジョンしかできないことが判明しプゲラ(^Д^)は解消されることになるんじゃないでしょうかね! 




ん? まさか、XSI に Momentum を搭載したという意味ではないですよね? 去年の SAP で Lagoa を搭載したことを考えると、ありえなくもないパターンにも思えるが・・・?  いや、わかりません。 まあ違うでしょうたぶん。





Extended SDK access that provides greater control over customization       ってのはなんざんしょね?  カスタムツールの UI とかをいじれる余地が増えたということですかね?  スクリプト書きとしては気になりますが、今はこれ以上の情報を持っていません。以上。









今日明日のうちにまた情報が出てきそうですねえ。
そうか、いつのまにか新バージョン発表は GDC とかの時期になり、SIGGRAPH は SAP 発表の場になってしまったのか。 まあ、もうどうでもいいですけどね。 一応、お祭りに少しでも参加した気分になりたく情報漁ったりしてますが、疲れるのでもうやめよう。



あ、2012 SAP の出荷は9月末だそうですよ。
遅れるなよこのハゲ








追記:
http://www.autodesk.co.jp/adsk/servlet/item?siteID=1169823&id=17466848

ここにより詳しく、というか分かり易く。 いや、分かり易くもないか。まだ概念的ですね。 今日(2011年8月9日)中にもっと詳しい情報がアップされるそうですよ。


おお? 「ICE コンパウンド プロパティ ページ内でスクリプト コードをアタッチして実行する機能」 ですと?  これあるといいと思ってた。 いくらビジュアルプログラミングって言っても、ごく単純な数値の代入とかまでノードに出すのはどうかと思っていたし、その辺がコードで書けるようになってくれているなら歓迎したいが、そういうもんではないのですかね?





さらに追記:
詳しい情報出ましたね。
http://area.autodesk.jp/product/softimage/softimage-2012-sap.html

おおお、なんだか、すごく良さそうじゃないですか?


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コメント

いつも楽しく読んでます。
こんなの見つけたので、参考になればと。

http://area.autodesk.jp/column/tutorial/ice_master/topology/

投稿: DEN | 2011年8月10日 (水) 07時50分

DENさん、もちろんそれ、チェックしてますよ。後で読むリストに入ってます。
Toddたんは9月に来日しますよ。嘔吐デスク大学で会いましょう!

投稿: junki | 2011年8月10日 (水) 09時59分

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