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2008年11月15日 (土)

さらにさらに見た映画メモ。

ターミネーター2
先日久しぶりに1を見て、2は8月の SIGGRAPH の時に見たばかりだったし過去に何度も見ているのですっ飛ばそうとも思ったんだけど、スターウォーズやエイリアンと同じで1を見るとすぐに2も見たくなるシリーズなんですよねこれは。 で、3は見てなかったこともあり、3を見るための儀式として結局もう一回視聴。 うーむ良い。やはり好きな映画だこれは。 カーアクションも良いし、本物爆発(だと思うが)なども良いし、CGもこの当時としてはとてつもなくハイクオリティだと思うし。 見終えた後に残る感触が気持ちいいんですよね。重厚で濃いながらもキレの良い感じというか。チーズケーキの濃いやつを大盛りで食ったあとに牛乳をイッキ飲みしてすっきり、みたいな感じというか。

2ではさすがにコマ撮りは使ってないと思うんだが、ってことはむき出しメカは基本的にスタンおじさんがアニマトロニクスでやったということなんだろうけど、どうなんでしょう。
せっかく LD から DVDに買い直したのに、例によって特典映像の無い廉価版をうっかり買ってしまっている。失敗だった Orz  メイキング本の類も色々出ているみたいだから、買うかなあ。



ターミネーター3
3の存在は今まで、理由も無くなぜかほとんど無視していて。 ああ、3もあるんだっけ、見ておかないとなあ、くらいの気持ちで全く期待もせず、こともあろうにツタヤでレンタルしてきたら、意外と面白くてアセった。 VFX もなかなかいいんじゃないですかね。メインは ILM ですね。

カーアクション最高。クレーン車で建物をなぎ倒しながらどばばばばばの所は 「よしゃあ いいぞ行け行けもっとやれ 壊せ倒せゴルァ」 と思わず声が出たくらい。 ボーイングだかロッキードだかの飛行機の組立工場だかどこだかの敷地内に街をまるごと作ったらしい。さすがにスケールが違うな。

どうでもいいけどターミネーターはいつも、現地で車両を調達しないといけないんですね。身体があんなすごい武器になったりするくらいなんだから、空を飛べる機能くらい付ければいいのにw

メイキングが見たい・・・。これは特典映像付きDVDを買った方がいいか・・・。 2003年だからこの頃のDVDはすでに特典が充実してそうだしな・・・。

今度からレンタルして面白かったら特典付きDVDを買うというパターンにしようかなあ。400円の保険をかけて豪華版DVD購入の失敗(期待して買ったら映画がつまんなくて特典を見る気も失せる)をなくす、という意味合いですね。意外と効果的かも知れない。  でもこれだと、まだ見ていない映画の DVD を購入するときのあのドキドキ感は半減しますわね。


ミッション・トゥ・マーズ
これはまあ、あんまり面白くもなかったけど、腹が立つようなものでもなく、素直に見れました、という感じか。 昨年おれが関わっていた某作品は、この映画の設定を拝借しているのではないかなどと思ってみたり(まあ、よくありがちな設定ですが)。

VFXヘヴィな作品という印象は無いけど、まあよく出来ていたのではないでしょうか。宇宙シーンは普通に手堅く、火星での砂の竜巻がうにょうにょとする所なんかはずいぶん面白い動きをしていて良かった。ICE と BA を使いこなせばおれにもできないかしら、などという無謀な空想をしてみたり。


チャーリーズエンジェル フルスロットル
うーんなんだかつまんなかったなあ。 前作は単純に楽しめたけど、これは飽きてしまった。アクションはより複雑になってるしゴージャス感もあるんだけど、1でウケたのであまり工夫することなくそれをエスカレートさせただけという印象か。 ストーリーも不必要に複雑にしてしまっている気がするし・・・。

キャメロンディアスちゃんは好きですよheart02 かわいいねかわいいねキャメロンちゃん
キャメロンちゃんと言えば久しぶりにマスクが見たくなった。当時としてはすげーハイクオリティなCGに見えたな。Alias Power Animatior がメインだったような、違ったっけ? ElectricImage もくるくる回りながら踊るシーンで使われていたはず・・・。
2は見てないなあ。見るか。



秒速5センチメートル
話は特に面白いわけでもない。まったりしていて飽きることすらある。でも絵はわりとしっかり見てしまう。この人の作品は画面全体特に背景美術がいつも綺麗もしくは緻密で、独特のワイドレンズなパースを効かせたレイアウトにも大いに惹かれるところがあり、その中に描き込まれたあるいはエフェクトとして後乗せされたと思われるどうでもいいような細かい現象、例えば写りこみやらハイライトの走り方やらレンズを通すことによるアーティファクトやら入射光やら電飾の動きやらリアルでも何でもないくせに妙に密度感のある陰影やらあるいは何らかの「ゆらぎ」とでも言うべき森羅万象あるいは有象無象に対する観察眼および興味の表れがいちいち俺の心の琴線に無断かつ横柄に触れやがりまたは癪に触りやがり、見ないわけにはいかなくなってしまう。 これを端的に言うならば悔しいが敬意である。 この人に限ったことではないが俺が絶対にできないことをする人、俺が持っていないものを圧倒的な存在感と共に持っている人、俺が漠然とした憧れを持っていたりあるいはこういう生業である以上それを目指すべきなのではないかなどという葛藤がありながらもそこへ辿り着くための忍耐力精神力あるいは才能あるいは動機を自分で持てるとは思えずにやりもしないうちからあきらめてしまっていることを経緯は知らぬが結果的にやってしまっている人には、畜生っ、無条件に敬意を表するしかない。 敬意を表するためだけにDVDを買うのであってごく一部の技術的な方向性を除いては決して作風が好きなわけではない。などという小理屈をこねずにはいられなくする作品あるいは作者は嫌いだが尊敬する。畜生っ、尊敬されてやがれっ。

キャラクターデザインはダメです俺は嫌いです。

この監督の作品は、お話の系統としてはセカイ系って言うんですか、個人的には特に好きじゃないのになんか気になってしまうし、似た雰囲気の作品をこれまでもいくつか積極的に見てきたという事実を鑑みると、やっぱりこういうの好きなんだといつか自分で認めなければいけないということですか。 俺もここまで自意識過剰に生きられればもっと人生楽なのになぁなどと思ってみたりするのであります。ああ小理屈うぜえ。

長野県小海町近辺はとてもいい場所で、これまで自分もバイクで幾度となく訪れているというところがまた癪に障るのかしら、などとも思ってみたり。 DVD にはせっかく特典映像が付いていましたがカントクが俺以上とも思える小理屈をこね始めていたので2分で視聴を中断してしまいました。


プレデター
シュワちゃんがけっこう好きなことと、プレデターのスーツをスタンウィンストンおじさんがやっていることと、有名作品なのに一度も見ていなかったことなどがあり、見てみたはいいけど、いやあ、つまんなかった。飽きた。ずっとジャングルの中で、同じシチュエーションと同じテンションのまま続くんだもん。

必要であろう説明も一切なし。プレデターが宇宙から来たらしいことは冒頭のシークエンスでわかるが、なんのために? こいつなんなの? なにがしたいの? 地球征服? じゃあなんでジャングルで人間殺すの? しかもアメリカ兵ばっかり? ひとりなの? 仲間いないの? かなり進んだ文明を持っているみたいだから、目的はどうあれ、ジャングルで各個撃破の肉弾戦なんかやんなくてもいいんじゃないの?  みたいな、このプレデターという宇宙人(?)に対する疑問符だけが山積みになって、ぽかーんとしているうちに映画は終わってしまいました。 音楽がうるさいのも気になった。 常にジャカジャカ音楽鳴っているんだもん、ジャングルの臨場感を損ねてますよアレは。


プレデターのデザインは、なんだかドレッドヘアの落武者みたいでカッコ悪いなあ。スタンおじさん、これ、俺にはイマイチだよ。


プレデター光学迷彩エフェクトは 1987年当時だとCG処理ではないだろうから、実際に波ガラスやオイルなんかを使って撮ったんでしょうかね。 まったくの想像ですが、普通に撮影した元フィルムの、エフェクトかけたい部分をマスクアウトして他のフィルムに露光=つまりエフェクト部分が真っ黒(未露光)のフィルムができあがる、 次にオスメス反転したマスクで処理部分以外をマスクアウトして、波ガラスをフィルムにぴったり重ねてさっきのフィルムに2度目の露光=ここでさっきの黒部分のみが波ガラス効果と共に露光されて、やっと全域露光された完成フィルムになる、とか? いや、テキトーに言ってるだけです。 特撮詳しい人教えてください。

・・・・とか書いた後に Wiki を見てみたら、ちょっとだけ解説が書いてありますた。このページの Special Effects のくだり。

「プレデターの演者に明るい赤のスーツを着せて撮影する(ジャングルの緑・空の青から浮かせるため)。 その後、同じテイクを演者なしで(つまり、おそらくカラ舞台で)、プラス30%ワイドのレンズを使って撮影する。 この2本のフィルムをオプチカル合成すると、プレデターの輪郭が曖昧に浮き出てきて、背景にあるものがプレデターの形に合わせて歪んでいる絵になる」 とかなんとか書いてあります。
ふーん。 なぜ30%ワイドのレンズを使うのか。 どう合成したらそういう結果になるのかなどの詳しいことは書かれていませんが、当時の SFXマンたちが試行錯誤しているうちに偶然見つけた手法だったりするのかな。 面白いなあ。やってみてえ。

それと、この方法だと1つのショットを2回同じカメラで撮らなければいけないから、カメラが動くショットにはモーションコントロールカメラが必須のはず。 でもあんなジャングルの中で、モーションコントロールカメラって設置できるんですかね。もしかしてこのエフェクトがあるショットは全部カメラFIX だったりして。 今度もう一度見直してみるか。


(おそらくプレデター体表面を流れる)電気スパークは手描きアニメーションであると書いてあるように見えるが、ううむ、英語よくわかんないな・・・。 リアルかどうかと言うとアレかもしれませんが、CGっぽいパッキリさがなくて、いい感じの曖昧さを持った青グロウエフェクトでしたよ。味がありますね。


ともかく映画は超面白くなかったけど、古き良き時代の SFX は見ていてなかなか楽しいものがありました。デキはかなり良い方なんじゃないかな。 うーむ、一般教養として2も見ないわけにはいくまいな。 そしてエイリアン(1と2だけ)が好きな身としてはエイリアンVSプレデターにも進まないわけには行くまいな・・・。期待はなくとも興味はあるからな・・・。

蔦谷書店さま、今後もお世話になります。7泊で200円くらいにして下さい。


(ジャーニー・トゥ・ザ)センター・オブ・ジ・アース3D
立体映画。別記事で書いたから省略。
あれっ、もう DVD が出てるのっ? と思ったら、原作もタイトルも同じだけど映画としては全くの別作品なんですねこれは。


ロボコップ
久しぶりに見た。いやあ、最高。大好き。
この監督が描く未来は、終わってるよな・・・。 極端に暴力的・退廃的で、しかもおそらくは現代社会、おもにアメリカ社会への皮肉を込めていると思われる。ここまで来るともう、皮肉というよりはタチの悪いいやがらせ、もしくは悪意むき出しという感じがする。おれもそうだが、見ると笑ってしまいつつ自分にも覚えがあって恥ずかしい気持ちにもなる。 とてもアフォな偽善者たちがいっぱい出てくるわけだが、見ているうちにあまりにもひどいアフォぶり偽善ぶりに腹が立ってくる。腹が立つということは自分のことを指摘されているような気がするからなんじゃないの、と思ってみたり。 そしてそんなネタでつい笑ってしまうところに自分の醜さを再発見したり。人間のネガティブで残酷で汚い部分をさらけ出し、それをネタに笑わせたり怒らせたりすることによって、実は視聴者に「お前もおんなじなんだよ」と突きつけるかのような、もう、これこそがブラックジョークの真髄なのではないでしょうか。

などという小理屈をこねるまでもなく爽快でカッコいい映画なので俺の中では金字塔なのです。


メイキング映像も面白かったけど、フィルティペットさんのコマ撮りの話がちょっとしか出てこなかったのは残念だ。 金がないからブルースクリーンも使えなくて、リアプロジェクションで合成したって言ってたな。 リアプロって今でもあるんですかね? (ないと思うけど・・・) 合成が上手く馴染んでいたとは言いがたいかもしれないが、あの時代のフィルムの質感によく似合っているというか、チープさがバレているその加減がちょうど良いというか。あんまり綺麗にやりすぎたらダメですよねこの映画は。あくまでも(誇り高き)B級映画ですからね。

監督はいかにもいたずらっ子のような雰囲気で、映画の内容そのまんまのような気がした。 ロボコップスーツをデザインした人と仲が悪くなって撮影中全然話をしなかったよー とかケラケラ笑いながら言ってるし。  なにやらこの人、「ショーガール」でラジー賞取った時には授賞式に嬉々として参加したそうで・・・w 最高だよポールさん。

今リメイクしたらすごい VFX 作品になりそうだけど、是非やめてください。このまま残してください。



華氏911
某大国の大統領選挙も終わったし、なんとなく手を出してみたというだけ。特に面白くもなく、かと言ってそれほどつまらないわけでもなく。
政府もしくは大統領閣下に対する悪意、もしくは憎悪を感じる作品ですね。 監督さんはきっと根っから反骨・反逆の人なんですね。しかも超粘着質。こういう人は大好きですよ。



エンド・オブ・デイズ
シュワちゃんが出ているというだけで見てみたが・・・・ いやあ、クソつまらん映画だった。 ミステリアスな感じにしたいんだろうけど、わかりにくいだけ/画面が暗くて見づらいだけ。眠くなりました。っていうか寝ました。
世間の評判も概して良くなく、ラジー賞にもノミネートされたそうでw  受賞は免れたようだけど。




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コメント

大変共感を覚えるくだりに満ち満ちて、わが身を振り返り「そんな小難しいことばっかり考えてて楽しいの?」とか言う嫁が憎い。憎かったことを思い出してくやしぃっ。

投稿: げとー | 2008年11月17日 (月) 17時32分

げとーさん、どうもどうも。
そんな嫁さんで良かったですねえ。これがもし「いや、これは演出の問題だと思うわ」とか「絵は悪くないでしょ。コンテも悪くない。たぶん脚本のせい」とか「このカントクは自己主張が強すぎるわね。もっとカットに相談しながら作らなきゃ」とか「あなたの絵は商品にはなるけど、アイデンティティがないわね」などと言う人だったら、たちまち夫婦間で議論になり、白熱し、殴り合い、かじり合い、罵詈雑言が飛び交い、家財は壊れ、子供は泣き出し、近所の人に通報され、涙を飲み、鼻をすすり、謝罪し、土下座し、仲直りのためにその夜は燃えに燃えるなどという事態になるんです。そうなんです。

投稿: junki | 2008年11月18日 (火) 12時34分

周りを見れば自分より優れたところを持った人ばかりで、
 我が身の矮小さを今更ながら、感じ入る日々です。
  まさに「尊敬されやがれ」ですな。

 現在、XSI7を使用し、仕事を請け負っているのですが、確認と修正が多く、ツールの切り替え、フォルダの参照が非常に多い作業内容です。

 ですが、XSIの標準ではWINのフォルダに簡単にアクセスできませぬ。
そこでそれを容易にする貴殿のツールGoGoフォルダーを使用したかったのです。

 Xpopは、インストールまでは以前からしていたのですが、ツールの仕様すら分からず、入れただけという状態でした。
 今更ながらも普及委員会のログを見、設定したらば、あらびっくり、良くできる子ではございませんか。
 いまだ、若輩の身としては1行スクリプトの固まりではございますが、その利便性、もはや手放せませぬ。

 そして便利になったことを喜び
  コレを機に貴殿のツール類を、一気に・・・と。

どんどんピンクになっていく7タンを見ながら、
 コレも時代の変化ゆえ、と生暖かく見守っていたのですが・・・。
 あまりにも淫猥な名前を冠したツール故か、再起動時に真っ白になる始末・・・。

 ツールを一度に入れすぎた為原因追及に時間がかかりましたが、どうやら目的だったGoGoフォルダーが、原因だった模様orz

もちろん、使用Verに7が記載されてないのもかまわずに
 インストールした我が身の不徳ではございますが、
報告と共に、今後、対応をしていただければと、駄文長文をつらねました。

ご多忙かとは思いますが、一考をお願いします。

TERA

ps
stratoさんのツールStSImage2Toolも動かなかったよ〜
 ツールを6に戻すことも考えないとダメですな

 ちなみに家は議論派です ボヤ(キ)ばかりですがorz

投稿: TERA | 2008年11月27日 (木) 11時52分

TERAさん、GoGo ですが、うちでは ver7 でも真面目に働いてくれてますよ。 なんでだろ?

考えられるのは、初回起動時にカスタム初期設定(preference)を作るようにしているつもりなんですが、それを実行するタイミングに問題があるのかもしれません。今度ソースを見直してみますが、ともかくも、うちでは五ちゃん六ちゃん七ちゃん全部で、動いています。

投稿: junki | 2008年11月27日 (木) 13時31分

早速の返信ありがとうございます。
 そうですか。まさか環境依存だとはorz
 うちの7がウブなだけでしたか。もうちょっとガツガツ働かせななりませんな。


 ちなみに起動した状態でのインストール、使用は問題ありませんでした。

 .jsを見て、必要部分だけでも使えればと思ったのですが。
 やっぱり分かりませんでした。

 修行がたりんなぁ。orz

投稿: TERA | 2008年11月28日 (金) 11時42分

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