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2008年8月20日 (水)

BSP Tuner MOD。 BSPなプラグイン。

ver七では BSP2 になったそうだけど、まだ試していません。
っていうか、実務ではまだしばらく六を使うことになるでしょう。
なので BSP さんとの付き合いはもうちょっと続くわけですが。


で、唐突に Pigeon:Impossible の話になります。何度も書いている鳩ぽっぽのアレです。


彼のブログに、BSP Tuner MOD がアップされました。
 彼が書いたスクリプトに俺が手を加えたものです。 光栄なことに、ちゃんと記事内で junki をクレジットしてくれています。ルーカスさんありがとう。


経緯を書きますとね。


以前、彼のブログに LM_BSP_Tuner というのがアップされてたんですね。この記事です。 BSPツリーのチューニングをある程度自動でやってくれるスクリプトです。 やっていることは、指定したパラメータに従って BSP の Max Depth と Max Leaf Size を少しずつ変えてテストレンダリングを複数回走らせ、一番レンダリング時間が短かかった設定を「チャンピオン設定」としてその Pass のレンダー設定に反映させる、というものです。

彼によれば、BSP の設定を調整すれば場合によってはレンダリング時間が半分以下になることさえある。 でも手で設定するのはとても大変。 NetView に入っているやつは最適値を見つけるためのテストレンダリングをフルレゾで走らせやがるので重すぎ。 ってことで自分で独自にスクリプトを書いた。 とあります。

しかしこのスクリプト、ver5.11 で開発されたものなので、六では動かなかったんですよ(ちなみにP:I は全部 5.11 で作っているそうで)。 六でレンダリングのオプションまわりが大幅に変わったので、これは仕方ないですね。 でも試してみたかったので、六でも動くように勝手に改造したのです。 また、彼のスクリプトには UI がなく、設定値がハードコーディングされていたので、その都度ユーザがいじれるように PPG も付けてみました。

で、一応ちゃんと動いたように見えたので、彼にメールしてみたのです。 改造してみたけど、どう? って。 それと、彼も SIGGRAPH に行くとブログに書いてあったので、俺も行くよー 現地で会えないかね? とか書いて。 そのメールを送ったのが SIGGRAPH の直前だったせいで、彼もすでに出発していたらしく、返事はもらえないままでした。

んで、SIGGRAPH 会場でラップトップを開いてメールをチェックしてみると、彼から返事が来ていた。 「もう出発しちゃったからスクリプトはまだ見てないけど、まさにそうしたいと思っていた改造だよ、ありがとうね、NICE ICE パーティに参加するから声かけてよね、自分はあの Podcast に出てくるまんまの見た目だから見つけてよね」 という意味のことが書かれていました。

んで、Softimage が主催する NICE ICE パーティに参加したわけですが・・・。

会場の Club740 にはこれでもかというほど人が詰め込まれていて、怒鳴り合わないと会話が成立しないほど大音量で音楽も流れているし、こりゃダメだ、彼は見つけられない、と、すぐにあきらめました。

しかし。

PSYOP の Todd さんが丁寧にも色んな方に俺を紹介してくれて、クラブ内をうろうろ歩き回っているうちに、っていうか人混みを無理矢理かき分けて進んでいるうちに・・・・。


 あっ! あの男だっ!
 Podcast に出まくっている、顔の筋肉がよく動くあの男だっ!


あの人混みの中でばったりと出くわしたのはまったくの偶然でした。向こうは当然こちらの顔を知らないわけで。 ってことでいきなり駆け寄り、彼の耳元で絶叫しました。 Excuse me, are you Lucas Martell ?  I'm junki !  絶叫しないと聞こえないんですよほんと。

ってことで、会えました~。 Nice ice to meet you, Lucas !

L1

彼はものすごく早口で、ものすごくよく喋る、funny guy でした。 こちらはタダでさえ英語の聞き取りに難があるというのに、追い討ちをかけるように彼のマシンガントーク+クラブの大音響のため、ほんの5分くらいの会話でしたが半分以上はよくわかりませんでした。 まあ初対面の挨拶とか、 P:I 期待してるぜ~ Podcast はグレイトだぜ~ くらいの内容しか話してないので、大した問題じゃありません。 ともかくもお友達になれた(と俺は思っている)ので桶であります。

意外だったのは、Podcast ではすごく大男に見えたのに、実際はそうでもなかったこと。上の写真を見てもわかりますが(右がルーカスさん)、立ち位置とレンズの関係も多少あるけど、俺(左)と大して変わらない身の丈です。 顔も熊のようにでっかいと思っていたら、意外にもすっきり顔で。

彼によると、P:I をこのブログで紹介して以来、このブログ経由で P:I のサイトに日本から結構なアクセスが来ているそうで、junki に挨拶したいと思ってたんだけど日本語読めなくて junki のメールアドレスが見つけられなかった、と言っていました。 俺も最初は彼にメールするまでもないかな、この改造版スクリプトは自分で使ってればいいだけだしな、くらいに思っていたのですが、いやあ、メールしてみるもんですねえ。メールしてよかった。 こうやってどうにかつながるもんですね。



ってことで、改造したバージョンは彼のブログからダウンロードできます。

PPG のスクリーンショットはこれ。

Lmbsptmod

Renderモジュール > Render > LM_BSPTuner_XSI6_PPG でアクセスできます。
個別の設定の他に Accuracy Master Control というスライダも付けてみました。左に行くほど速いけど不正確な可能性あり、右に行くほど遅いけどより正確な比較ができる、とう風になっています。 でもこのスライダのそれぞれの位置での各パラメータの数値が、 BSP の調整として効果のあるセットになっているかは自信ないです。たぶんまだアンバランスだと思います。 それと、実験にちょうど良いシーンを今持ち合わせていないため、このスクリプトを使って劇的に効果があるのかどうかすら、実はまだ体感しておりません(ちょっとだけ速くなったシーンがあった程度)。 誰かやってみて下さい。



念のためもう一度書いておきますが、スクリプトを開発したのは、P:I のルーカスさんです。俺がやったのは、六でも動くようにしたことと、UI を付けたこと、プラグイン形式にしてメニューからアクセスできるようにしたこと、それだけです。メインルーチンはまったくいじっていません。



P:I はまだ微調整中だそうで、完成してないんですねえ。
ルーカスさん、がんばってね。
日本でも、なんとか映画祭みたいなやつとかで流せるといいですねえ。
日本に来たらビール呑みに行きましょうね。


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