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2008年7月11日 (金)

氷のデモ。

XSI Base のトップに貼られてた。氷のデモというかチュートリアルというか。

http://www.vimeo.com/1313863

氷を使ってどのようにオブジェクトからデータを取得するのかがわかりやすく説明されてますね。うーむスヴァらしい。

しかし氷って、さすが XSI らしいというか、テキトーになんとなくいじっていても思った通りには決してなってくれない感じのツールに見えますね。これは RenderTree でも同じですね。 基本的に、スクリプティングとかプログラミングに近いことをグラフィカルなインターフェースでやるっていうのかな。 「テクスチャから明暗情報を取ってきて、次にカメラに対するオブジェクト表面の角度をスカラ値で取ってきて、掛け合わせるとこれになるからそれをリフレクションの強度に使い、同時にグラディエントの入力にも使って色を決めつつ、さっき取り出したリフレクションが強い部分だけはさらにこの値と掛け合わせて色を変えて・・・」 みたいな、「何から何の情報を取って来て何に使うか」 を明確に意識していないとコントロールできない感じですよね。スクリプト書いている感覚にすごく近いように感じる。 氷もまったく同じ感じで、ロジカルな思考を要求される気がします。なんとなくスライダいじってたらいい感じになった、ってのは無理なんではなかろうか。


なんかさー、ぱぁああーーーー と広がって欲しいんだよね~
こっちに引っ張られる感じでさあ、ぱーーーとね、かっこよくね。

ではダメで、


このオブジェクトの中心点から2秒かけて全方位に広がりつつ別のこのオブジェクトの頂点座標のXZ方向プラスマイナス1の空間に近づこうとするがその強度は頂点からの距離マイナス2乗で減衰して行くただしこの2つ目のオブジェクトのバウンダリボックスにXYZ2の範囲内に入ったら即座に減衰は終了するただしオブジェクトが秒間2ユニット以上の速度で動いている場合はその限りではない

とかいう風に考えないとダメなんだろうな、と想像してみたり。


しかしまあこの氷、そもそものCGの作り方が全然変わっちゃいそうに見えるよなあ。 もちろん氷は何にでも使えるわけではないだろうけど、氷を使わないことでもまずはなんでも氷的に考えるクセが付きそうな気がするなあ。今までもそういう考え方でCGを作ろうと心がけてきたつもりだけど、今度からは本格的にロジカルな思考方法を強要されるとでも言うか。

こういう考え方が体にしみ付くと、例えば独自のシェーダとか、独自のインバースキネマティクスをやるスクリプトオペレータとかを書ける能力が身に付かないかしら。だってノード同士をつなぐ代わりに Object.GetPosition(X,Z) みたいにコード書くだけでしょ? ダメ? そんなに簡単じゃないですか。 そうですか。


ちなみにこのデモをやってる人、Bradley Gabeさんは Stan Winston Studio の人ですね。去年 SIGGRAPH でプロダクションチャレンジをやった人の一人(見たかった。今年こそ行くぞ)でもあり、XSI Base の管理者の一人でもありますね(XSI Base 上ではこの人)。デモに慣れているのかな、流暢な説明だな。 これから SIGGRAPH 関係とかで忙しいでしょうね。親分が亡くなった哀しみに伏しているヒマもないでしょうな・・・。

氷および七に関しての情報は、今のところCGTalk のこのスレッドが一番整理されていて良いように見えます。



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