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2008年7月14日 (月)

燃え盛る。

世の中は氷祭りになってるけど、長年使い続けた XSI のパーティクルシステムに変な愛着もあり、このまま氷に食われて見向きもされなくなるのも忍びなく、酔った勢いを借りて炎のテストをしてみた。


XSI の標準機能のみで作った炎のテストムービー。

Xsiman_biggunonfire_tn

XSI Man_BigGunOnFire.mov
(864 x 486 / QuickTime Movie / Sorenson3 / 12MB)


作業データ:

・Particle Cloud 1個。

・PType 3種類。 (炎・煙・火の粉)
   火の粉は Particle Shape、他2つは Sprite。
   すべてシェーディング無し。
   Sprite 画像は Photoshop の雲模様と手マスクで作成。 

・Force 1つ(Turbulence)

・エミッタはただの板とか。

・作業時間 約1時間半。

・発泡酒350ml + 日本酒2合。


スクリーンショット。クリックで拡大。

Firetest_ss

ムービーはCapture で出したまんまのものです。Mental Ray でレンダリングしたものではありません(Mental Ray でレンダリングしても Burn で明るくなった部分の見え方がちょっと違うくらいで、ほとんど同じ絵が出てきますが)。

うーむ、やはり簡単にというわけには行きませんね。あたりまえですが。

パーティクルの生まれ方も良くないし、ひとりだけ離れていくようなやつを殺してないし、シェーディングはいっさい無しで平べったいし、そもそも火の挙動としておかしい気もするし。。。  記号的には誰がどう見ても炎に見えるだろうけど、リアルあるいは何らかの方向で良い炎と言えるほどのものを作るのは、やはりパパッとはいきませんでした。  まあ、テスト用とかスタンドインとしてとか、とりあえず何でもいいから炎らしきものが欲しい時にはこの程度で、って感じですか。 あまり本格的に調整したものではありませんが、だからと言って自分の能力でこのムービーより劇的に良くなるほどの術を知りません。Orz  いまどきのゲーム屋さんとかならこんなんよりはるかにカッコいいやつをパパっと作ってしまいそうですね。 俺に教えれゴルァ。

ただ、こんなテキトーな実験をもって XSI の既存のパーティクルは全く使えないと断言するのはもちろん早計でしょう。↓この Gorillaz の PV は炎や煙や雲などいっぱい出てきますが、全部 XSI でやっていると聞きました(たぶんそれ以外の3DCGも全部 XSI )。
http://jp.youtube.com/watch?v=9-bwcMxlySk
標準のパーティクル、BA_Volume、GenieTail など混ぜて使っていると XSI Base のスレッドで読んだ覚えがあります。 使う人が使えば良くなる、ということですよね。逆にダメな人が使えば FumeFX 使おうが Maya の Fluid 使おうがダメということにもなると思います。。。精進あるのみです。 Orz


氷でどこまで行けるか。でも氷そのものよりも、氷で作ったエフェクトをどうレンダリングできるのか(パーティクルボリュームシェーダがどんな感じなのか)が楽しみですなあ。
でも氷って今までのやり方の延長線上じゃなくて、まったく新しい感じがどうしてもするんだよなあ。ベンキョするのめんどくせえなあ。 なんて言ってちゃダメですかそうですか。



ちなみに氷は新パーティクル機能の名前ではありません。デフォーマとかも含めたもっと統合的な環境のように見えます。念のため。


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追記: 内容に誤りがありました。詳細はコメント欄に書いてあります。




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コメント

Gorillaz の PVはLWを使っているということで有名ですが、
最近はXSIなのでしょうか?

投稿: | 2008年7月14日 (月) 08時06分


>Gorillaz の PVはLWを使っているということで有名ですが、
>最近はXSIなのでしょうか?

どなたか存じ上げませんが、情報有難うございます。
テキトーなこと言ってすいませんでした。その後、もう少しちゃんと調べました。


まず、Gorillaz のこのPVは、Passion Pictures というイギリスの会社が作っています。
http://www.passion-pictures.com/flash.html#page=p2

で、メインに Lightwave を使っているというのは事実のようです。↓この記事など。
http://www.dstorm.co.jp/products/lw8/showcase/antoinemoulineau.htm


で、上記の記事の中で「雲は Hyper Voxelsでやっている」というくだりがありますので、私が書いた記事の中で「炎や煙や雲など全部 XSI でやっていると聞きました(たぶんそれ以外の3DCGも全部 XSI)。」 とありますが雲に関しては間違いです。すんません。さらに、「それ以外の3DCGも全部 XSI」というのも確認できませんでしたし、上記 Lightwave 記事を読む限りどう見ても Lightwaveメインでやっているので(スクリーンショットもあるし)、私の記憶違いのようです。すんません。

炎や煙についてですが、私の記事の根拠になったリンクを発掘しました。

http://www.xsibase.com/forum/index.php?board=12;action=display;threadid=16694;start=90
http://www.xsibase.com/forum/index.php?board=12;action=display;threadid=16694;start=105
http://www.xsibase.com/forum/index.php?board=2;action=display;threadid=24550



最初のリンクは、Genie Tail という XSI のボリュームシェーダ(フリーのプラグインシェーダ)のスレッドです。リンクのページの後半、Saturn さんというお方の書き込みです。

>Have a look to the last gorillaz video clip, and you will see a good example of the
>use of genitail ( specially theflame or the dust blowed out by the chopter )
>And rendertime was really fast.
>
>So I guess you don't know how to use it.

先に「Genie Tail 使えねえよ」などと文句を書いた人に対して、「Gorillaz の最新PVを見よ。Genie Tailの良い使用例だとわかる。特にヘリに吹っ飛ばされる炎や煙。 レンダリングは本当に速かった。 あんた使い方知らないだけじゃないの?」 という意味のことが書かれています。


2つ目のリンクは同じスレッドの次のページです。再び Saturn さんが、

>Actually all kind of Dense smoke (smoke on the roof, ground impact ) were done with BA volume shaders.
>We used genie on thin smoke, dust,fire or even fog.

「濃い煙(屋根の上の煙、地面への着弾の煙)は BA Volume でやった」 「薄い煙、埃、火、フォグまでも、Genieでやった」と書いています。


3つ目のリンクは同じく XSI Base ですが、「XSI のパーティクルで作った有名な作品を教えてくれ」という質問に対し、同じくSaturn さんが

>Check last Gorillaz video clips.

と答えています。その後、「誰が作ったの?」という質問に対して誰かが Blur スタジオだと言い、その後 「おっと間違い。 PassionPictures でした」と訂正し、それを補完するように再び Saturn さんが

>yes passion pictures did it notblur.
>I know it because I worked on it

「そう、Blur じゃなくて Passion Picturesだよ。自分がやったからわかるんだけど」と言っています。また、同じページの後半で「何のシェーダ使ったの?」という質問に対して再び Saturnさんは、

>a mix of Genie Tail, Ba_volume and standard one.

「Genie Tail と BA_Volume とXSI標準パーティクルの組み合わせだよ」と答えています。




これらを総合すると、このPVは先のLightWave 記事にあったようにLightWave をメインにして PassionPictursで作られ、炎や煙などのエフェクトは(同じく Passion Pictures 内で) XSIで作った、というのが事実であるように思えます。 日付を見ると約2年前です。これらのリンクは私が自分の仕事でパーティクルの参考にするために過去に何度か読み返していたリンクなので、その記憶を根拠に今回の記事を書いたのですが、間違い・記憶違いすんませんでした。

ちなみに、上の LightWave 記事の中にある男がドラムを叩いている画像、これは今回の EL MANANAという曲からの映像ではないと思うんですが、たぶんひとつ前に出た曲ではないかと思うんですが、これも XSIのデモリールか何かで見た記憶があるんですよね。 EL MANANAの主人公?の少年も出ていて、ステージ上で曲を演奏していたと思います。なんだったかなあ、XSI4.0発表の時のデモだったかなあ。今度関係者に聞いてみます。 また記憶違いでテキトーなことを言うのは避けねばなりませんが、この記憶もあって、Gorillaz のPVは XSI がよく使われているんだなー という先入観が私にあったんだと思います。

ふう。ちゃんと調べて書くクセをつけないと、後から補足が大変ですね。信用されなくなるし・・・。 失礼しました。





投稿: junki | 2008年7月14日 (月) 14時09分

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